妊娠中に結婚式へお呼ばれ|食事はどうする?NG食材7つと当日の伝え方

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友だちの結婚式に招かれた。うれしいはずなのに、招待状を持ったまま手が止まる。

「妊娠中にお呼ばれして、コース料理って食べられるの?」「生ものやお酒が出てきたら、どうすればいい?」「食べられないものがあるって、伝えてもいいのかな…」

そんな不安を抱えたまま返信ハガキとにらめっこしている方へ。

私は3姉妹のママで、長女を妊娠中(妊娠32週)に自分の結婚式を挙げました。招く側として妊娠中のゲストにどこまで配慮できるのかを式場と話し合い、そして自分自身も妊婦として披露宴の席についた側です。だから「食べられないものがある側の気まずさ」も「言ってもらえたほうが助かる主催側の本音」も、両方わかります。

この記事では、妊娠中に結婚式へお呼ばれしたときの食事を「避けたいNG食材7つ」「いつ誰にどう伝えるか」「当日食べられなかったときの対処」の3軸で整理しました。

この記事の結論(先に言います!)

妊娠中に結婚式へ参列するとき、押さえるのは3つだけです。

  • ①コース料理で食べられない料理を先に知っておく(生もの・生ハム・ナチュラルチーズ・アルコールなど7つ)
  • 招待状の返信のタイミングで、新郎新婦に一言だけ伝える
  • ③当日は無理して食べない。残しても、乾杯を断っても、まったく問題ありません

そして、招いた側を経験した私からの本音は「言ってもらえたほうが、ずっとうれしい」ということ。理由は記事の中でお話ししますね。

それではいってみましょう!

目次

まずは結論|妊娠中に結婚式へ参列するとき、押さえるのは3つだけ

詳しい話に入る前に、押さえてほしい3つから整理します。返信ハガキを今日中に出したい方は、この章だけでも大筋がわかるようにしました。

①コース料理で「食べられない料理」を先に知っておく

披露宴のコースには、前菜の生ハム、オードブルのスモークサーモン、チーズ盛り合わせ、お刺身、メインに添えられたフォアグラと、妊娠中に避けたいものが自然に並びます。

会場のシェフは「妊娠中は生ものに気をつける」くらいはご存じですが、ナチュラルチーズやレバーの細かいところまで網羅しているとは限りません。自分でリストを持っておくのが一番確実です。具体的な7つは記事の中ほどでまとめました。

②招待状の返信で、新郎新婦に一言だけ伝える

料理の内容が決まるのは、だいたい式の1〜2か月前。直前に言われても、もう動かせません。

逆に言えば、返信ハガキを出すタイミングで一言添えるだけで、式場に話が通る余地がまだ残っています。伝える相手は式場ではなく新郎新婦。文例は次の章に用意しました。

③当日は無理して食べない。残しても大丈夫

ここが一番お伝えしたいところです。

目の前に出された料理を残すのは気が引けますよね。でもお祝いの席で一番よくないのは、無理をして体調を崩すことです。

乾杯のシャンパンを断ってもいい。ひと口も手をつけずに置いておいてもいい。招いた側の私が言いますが、だれもそこを見ていません

【お呼ばれ編】妊娠中に結婚式へ招かれたら、いつ・誰に・どう伝える?

先にひとつだけ書かせてください。私自身も妊娠中に3回、結婚式に招かれました。妹・義理の妹・義理の兄の式で、時期は2月・3月・6月。招く側だけでなく、お腹を抱えてゲスト席に座った側でもあります。

そのとき食事についてお願いしたのは、生のお肉だけ避けてもらうことだけでした。それ以外は特に注文をつけず、気負わず楽しめたのがよかったなと思っています。だからこの記事も「全部きっちり避けなきゃ」ではなく、ここだけ押さえれば大丈夫という書き方をしています。

3回とも「行ってよかった」と思えました。伝えるのは、思っているよりずっと軽くて大丈夫ですよ。

ここが、妊娠中のお呼ばれで一番迷うところだと思います。

「わがままだと思われないかな」「気を遣わせてしまわないかな」。その気持ちのまま黙って当日を迎えると、結局いちばん困るのは自分です。順番に見ていきましょう。

伝えるタイミングは「招待状の返信」が一番いい

式の直前に言われても、料理はもう決まっています。

招待状を返すときに一言添えるのがベストです。遅くとも1か月前までには伝えてください。

妊娠がわかったのが招待状を返したあと、というケースもありますよね。その場合も「気づいた時点ですぐ」で大丈夫です。1か月を切っていても、黙っているより伝えたほうが必ずいいです。

招待状の返信ハガキに、何を書けばいい?(文例3つ)

返信ハガキのメッセージ欄は狭いので、書くのは「お祝いの言葉」+「妊娠中であること」+「難しければ大丈夫」の3点だけで十分です。

文例①:シンプルに伝える
「ご結婚おめでとうございます 当日を楽しみにしています 現在妊娠中で生ものを控えているため もし可能でしたらお料理をご調整いただけると助かります 難しいようでしたらお気になさらないでください」

文例②:まだ体調が読めないとき
「ご結婚おめでとうございます 喜んで出席させていただきます 妊娠中のため当日体調によって中座するかもしれません お料理も残してしまうことがあるかと思いますが どうぞお気遣いなく」

文例③:ハガキとは別にLINEで補足するとき
「ハガキとは別で連絡してごめんね。実はいま妊娠中で、生ものとお酒だけ控えてるの。お料理を変えるのが難しかったら全然そのままで大丈夫だから、無理はしないでね。当日楽しみにしてる!」

ハガキは句読点を使わないのがマナーとされているので、文例①②は句読点なしで書いています。細かいところが気になる方は、ハガキには「妊娠中のためお料理のご相談をさせてください」とだけ書き、詳細はLINEや電話で伝えるのが一番きれいです。

伝える相手は、式場ではなく新郎新婦本人

式場に直接連絡する必要はありません。

新郎新婦か、二次会なら幹事さんに伝えれば、そこから会場へ話が通ります。ゲストから直接連絡が入ると、かえって新郎新婦が把握できていない状態になってしまいます。

「難しければ大丈夫」を必ず添えるのがコツ。相手に判断の余地を残すと、頼まれた側もぐっと動きやすくなります。

伝えてもらえたほうが、招く側はうれしいんです。これは主催した側の本音です。

当日、食べられない料理が出てきたら

  • 無理に食べない。残しても問題ありません
  • 同席の人に「妊娠中で」と一言伝えておくと気まずくなりません
  • 小さめのお菓子を持参しておくと、空腹をしのげます
  • アルコールは断って問題なし。ソフトドリンクに替えてもらいましょう
  • 会場スタッフに小声で頼めば、その場で別の一皿を出してもらえることもあります

妊娠中は空腹だけで気持ち悪くなることがあります。私もそのタイプで、自分の式の日は朝食を逃したせいで夕方までずっとふらふらでした。お菓子ひとつをバッグに入れておくだけで、当日の安心感がまるで違います。

「食べられなかった」ときの、角の立たない断り方

残った皿を前にすると、どうしても申し訳なさが出てきますよね。そんなときに使える言い方を場面別にまとめました。

場面別・そのまま使える一言
  • 乾杯でシャンパンを注がれそうなとき:「すみません、ソフトドリンクでお願いできますか」とスタッフに小声で。グラスの見た目は変わらないので、周りにはまず気づかれません
  • お酌をされたとき:「ありがとうございます、今日はこれで乾杯させてください」とグラスを軽く上げる。理由まで説明しなくて大丈夫です
  • 同じテーブルの人に聞かれたとき:「妊娠中なので生ものだけお休みしてるんです」。ここまで言えば、それ以上すすめられることはありません
  • 後日、新郎新婦に会ったとき:「お料理を残しちゃってごめんね、でもすごく楽しかった」。残したことより楽しかったことを先に言うと、相手も気にしません

「せっかくだから持ち帰れないかな」と考える方もいると思います。ただ披露宴の料理は、衛生管理の都合で持ち帰りを受けていない会場が多いのが実情です。持ち帰りができるかどうかは会場ごとに違うので、その場のスタッフに小声で聞くのが確実。引き菓子やプチギフトは持ち帰り前提なので、そちらは遠慮なくどうぞ。

どうしても心配なら、式のあとに軽く食べられるものを用意しておくのが一番です。私は自分の式で、控室のおにぎりとチョコレートに救われました。あれがなかったら、たぶん最後まで立っていられなかったと思います。

授乳中に招かれたときの食べ物とお酒は?

授乳中は、妊娠中ほど厳しく考えなくて大丈夫です。生ハムやナチュラルチーズも、妊娠中のような理由では避ける必要がありません。

気をつけたいのはアルコールとカフェイン、そして授乳のタイミングの3つです。

  • アルコール:飲んだ分は母乳にも移ります。飲むなら授乳直後にして、次の授乳まで時間を空けるのが基本。心配なら乾杯もソフトドリンクにしてしまうのが一番ラクです
  • カフェイン:コーヒー1〜2杯程度なら神経質になりすぎなくて大丈夫。デザートのコーヒーをカフェインレスに替えてもらえるか、スタッフに聞いてみましょう
  • 授乳・搾乳:披露宴は2〜3時間続きます。受付前に一度授乳をすませておくと胸の張りで困りません。授乳室がない会場も多いので、搾乳が必要な方は事前に「休憩できる個室があるか」を新郎新婦経由で聞いておくと安心です

生ものについては、母体が食中毒になると授乳自体が難しくなるので、体調に不安があるなら避けたほうが安心です。

私も自分の式では一滴も飲めませんでした。ノンアルのスパークリングにしても、見た目はシャンパンとまったく同じ。誰にも気づかれませんでしたよ。

お呼ばれで迷いやすいのは食事だけではありませんよね。服装・ご祝儀・欠席の判断は妊婦の結婚式お呼ばれ|服装・ご祝儀・欠席マナーの全知識、靴選びは妊婦・お呼ばれの結婚式の靴はどこで買う?にまとめています。

妊娠中の結婚式で避けたい食事7つ|コース料理に出てくるNG食材【厚労省ベース】

出典:厚生労働省「リステリアによる食中毒」「魚介類に含まれる水銀について(これからママになるあなたへ)」「食品に含まれるカフェインの過剰摂取についてQ&A」/厚生労働省 e-ヘルスネット「胎児性アルコール・スペクトラム障害」(いずれも2026年9月時点で確認)

ここでは、厚生労働省が公表している「妊娠中に注意したい食品」の中から、披露宴のコース料理で実際に出てきがちなものに絞って7つ紹介します。

新郎新婦に伝えるときも、この7つを見ながら「これが心配で」と言えば話が早いです。

①生ハム・スモークサーモン・パテ(リステリア菌)

披露宴の前菜やオードブルの主役です。加熱していない生ハム・スモークサーモン・肉や魚のパテは、厚労省が妊婦向けに名指しで注意を呼びかけているリステリア菌の代表格。

リステリア菌は冷蔵庫の中でも増えるので、「冷えているから大丈夫」は通用しません。しっかり加熱したものに置き換えてもらうのがいちばん安心です。

お願いしやすい置き換え例
  • 生ハムメロン → 加熱したベーコン×メロン
  • スモークサーモン → 焼きサーモンのカルパッチョ風
  • パテ → 加熱した肉のテリーヌ、または野菜のテリーヌ

「同じ皿の中で1品だけ差し替える」形なら、会場側も対応しやすくなります。

②加熱していないナチュラルチーズ(リステリア菌)

カマンベール・ブリー・ゴルゴンゾーラなどの未加熱のナチュラルチーズも、厚労省がリステリア菌の原因食品として挙げているものです。

ただしピザのチーズやチーズケーキのようにしっかり加熱されているものはOK。「チーズ全部がダメ」ではありません。チーズ盛り合わせや、仕上げに削りかけるタイプだけ外してもらいましょう。

③お刺身・カルパッチョなどの生もの

披露宴でいちばん多い「食べられない料理」がこれです。生ものについては「絶対NG」ではなく、鮮度や衛生管理、本人の考え方で判断が分かれる食材です。

私は自分の式のとき、心配だったのでお刺身を焼きエビに変更してもらいました。「念のため避けたい」という方は、加熱したものに置き換えてもらう選択肢があると覚えておけば大丈夫です。

そのまま食べる場合も、次に説明する大型魚(マグロ・メカジキなど)は別の理由で量に注意が必要なので、魚の種類だけは見ておきましょう。

④アルコール(乾杯のシャンパンをどうするか)

妊娠中の飲酒は完全にやめるのが基本です。厚労省のe-ヘルスネットでも「ここまでなら大丈夫という飲酒量のしきい値はわかっていません」「少量の飲酒でも、妊娠のどの時期でも影響を及ぼす可能性がある」と明記されています。

お呼ばれで問題になるのは、たいてい乾杯の一杯ですよね。着席したときにグラスが置かれていたら、スタッフに「ソフトドリンクでお願いします」と小声で伝えれば静かに替えてもらえます。

乾杯を断りたいときの選択肢
  • ノンアルコールスパークリングワイン(見た目が変わらないのでおすすめ)
  • お祝い用のジュース(白ぶどう・りんご)
  • ウーロン茶・ジンジャーエールなどの定番ソフトドリンク
  • グラスに口をつけるだけにして、そのまま置いておく

⑤大型魚(メチル水銀/食べ過ぎに注意)

キンメダイ・メカジキ・クロマグロなどの大型魚は、メチル水銀を多く含むことがあり、厚労省が妊婦向けに摂食量の目安を示しています。

絶対NGではなく「量と回数の話」なので、披露宴で一皿出てきたからといって慌てる必要はありません。心配なら、鯛・カツオ・加熱したサーモン・エビなどにアレンジしてもらいましょう。

ちなみにツナ缶・サケ・アジ・サバ・イワシは、通常の量なら特に注意が必要な魚には含まれていません。

⑥レバー・フォアグラ

鶏レバー・豚レバー・フォアグラは、ビタミンAを多く含むため妊娠初期を中心に食べ過ぎに注意したい食材です。

披露宴ではメインのステーキに小さく添えられていることが多いので、当日は「そこだけ残す」で十分対応できます。私も自分の式で、フォアグラだけよけて牛肉を食べました。

⑦【番外】カフェイン(コーヒー・紅茶)

食材ではありませんが、忘れられがちなのがカフェインです。

厚労省がまとめている各国の目安では、妊婦は1日200mg(英国食品基準庁)〜300mg(カナダ保健省)まで。マグカップのコーヒーでおよそ2杯分です。

披露宴はウェルカムドリンク・乾杯・食事中・デザートと、ドリンクを聞かれる回数がとにかく多いです。ノンカフェインのお茶やデカフェのコーヒーがあるか、最初のオーダーのときにまとめて聞いてしまうのがラクですよ。

妊娠中でも食べられる|結婚式のコース料理で安心なメニュー9選

避けたい食材ばかり並ぶと「じゃあ何なら食べられるの?」となりますよね。

ここでは、披露宴のコースに実際にあって、妊娠中でも安心して楽しめるメニュー9選を紹介します。新郎新婦に「こういうものに替えてもらえたら助かる」と伝えるときの材料にも使えます。

①加熱した白身魚のポワレ

タイ・スズキ・ヒラメなど水銀リスクの低い白身魚を加熱した一皿。消化にやさしく、見た目も上品なので、前菜・メインどちらの差し替え先にもなります。

②温野菜のテリーヌ

色とりどりの温野菜を寄せた一皿は、ビタミン・食物繊維が豊富。冷製ではなく温製でお願いするのがポイントです。

③しっかり焼きの牛肉ステーキ(フォアグラなし)

メインはウェルダン(しっかり焼き)の牛肉ステーキなら安心。フォアグラやレバーが乗らない形にしてもらえば、そのまま楽しめます。レアで出てきそうなときだけ、火入れをお願いしましょう。

④加熱したエビ・ホタテのグリル

「生ものがダメなら海鮮は全部あきらめ」と思いがちですが、加熱したエビやホタテのグリルは華やかで満足感も十分。私も自分の式で焼きエビを選びました。

⑤温かいコンソメスープ・ポタージュ

妊娠中は体を冷やしたくないので、温かい一皿があるだけでほっとします。冬の式ならポタージュ、夏の式ならコンソメ系が定番です。

⑥ピザ・グラタン(しっかり加熱されたチーズ)

「チーズもNGなんでしょ?」と思いがちですが、ピザ・グラタンのように加熱調理されたチーズはOK。カマンベールの盛り合わせはNGでも、ピザは安心して食べられます。

⑦海藻・きのこのマリネ(加熱済み)

副菜の彩り役にちょうどいい一皿。加熱したものをマリネ仕立てにしてあれば、オードブルの一品としてそのまま楽しめます。

⑧季節のフルーツ盛り合わせ

デザートやお口直しの季節のフルーツは、ほぼ心配なく食べられる貴重な一皿。いちご・マンゴー・ぶどうはビタミン補給にもなります。

⑨いちごのショートケーキ

ウェディングケーキの定番いちごのショートケーキも安心。合わせるコーヒーだけカフェインレスにしてもらえば、最後までゆっくり座って楽しめます。

伝え方の黄金ルール

食べられないもの」だけを伝えると、相手は代わりに何を出せばいいのか困ってしまいます。「加熱したものなら大丈夫です」と食べられる側もセットで伝えるのがコツ。これだけで、会場もシェフもぐっと動きやすくなります。

妊娠中に「食べられない」と伝えるのは、遠慮することじゃありません

ここまで読んで、それでも「やっぱり言いにくいな」と思っている方へ。

招く側だった私からお伝えします。新郎新婦にとっては、当日になって手をつけられていないほうが、ずっとショックです。

私は自分の式で、目の前の料理をほとんど食べられませんでした。妊娠32週のお腹で動きっぱなしだったのと、朝から何も口にできていなかったのが理由です。

そのとき、式場のスタッフが気づいて温かいスープをそっと出してくれました。あの一杯に、本当に救われたんです。

「言ってくれてよかった」で終わる話を、黙っていたせいで「食べられなくてつらかった」に変えてしまうのは、もったいないと思います。

ちなみに、妊娠中の友人の式に呼ばれてご祝儀に迷ったときは、授かり婚のお祝い相場はいくら?も参考にしてみてください。結婚と出産をまとめて包むときの金額感をまとめています。

【花嫁の方へ】マタニティ婚の食事打ち合わせで式場に伝えるべき6つのこと

ここから先は、自分がマタニティ婚を挙げる側の方に向けた話です。招かれた側の方は、この先は読み飛ばしてもらって大丈夫ですよ。

実際に式場のシェフ・プランナーに伝えるべき6項目を、当時のメモを見返しながら「やっておけばよかった!」も含めてまとめました。

①妊娠週数と出産予定日

まず大前提として、「現在の妊娠週数」と「出産予定日」を伝えましょう。これで式場側が「いつ頃の体調を想定して準備すればいいか」を組み立てられます。

ドクターストップで急に動けなくなる可能性も、早めに伝えておくと安心です。式場によってはキャンセル規定への配慮を案内してくれることもあります。

②NG食材リスト

先ほど紹介した避けたい食材7つ+カフェインを、そのまま紙に書いて渡すのが一番確実です。「シェフに渡してください」とプランナーさんに言えばOK。

口頭で「生ものはダメで〜」と説明するより、リストにして渡すほうが伝達ミスが起きません。

③量を減らす・少量盛りに変えてもらう

妊娠後期はとくに、1皿の量が通常の半分でも食べきれないことがあります。

「1皿の量は半分に、皿数はそのままで」と伝えると、見た目の華やかさを保ったまま負担だけ減らせます。残してしまうのは食材にも申し訳ないので、この調整は遠慮なくお願いしましょう。

④温かい料理を多めに

冷製のオードブルや冷たいスープはお腹が冷えやすいので、量を控えめにしてもらいました。代わりに温かいスープ・温野菜・ローストした魚や肉を多めに。

冷えは妊婦にとって大敵なので、ここは強くお願いしていい部分です。

⑤休憩スペースと持参アイテムの相談

食事とは少し離れますが、料理打ち合わせのタイミングで休憩スペース・クッション・履き替え用の靴・トイレへの動線もあわせて相談しておくとスムーズです。

私の式場は控室にクッションを用意してくれて、履きやすい靴もスタッフさんが出してくれました。トイレが近い動線にも配慮していただいて、本当に助かりました(靴選びは妊婦・お呼ばれの結婚式の靴はどこで買う?にまとめています)。

⑥【私の本音!】新婦だけ軽食プランに変更できないか相談する

これが私が一番後悔したポイントです。詳しくは次の章でお伝えしますが、新婦の食事は「フルコース料金を払って結局ほぼ食べられない」ことがとても多いんです。

「新婦だけ軽食プラン・ワンプレート・量少なめプランに変更できないか」を相談する価値は、大いにあります。

「対応できません」と即答された場合は、他の希望にも柔軟に対応してもらえるかを念のため確認しておきましょう。逆に「もちろんできますよ」と前向きに相談に乗ってくれる式場は、当日の細やかな動きも期待できます。

【花嫁の方へ】新婦の食事はフルコースじゃなくて軽食で十分でした

ここで、花嫁側として一番伝えたい本音をお話しします。

私の披露宴の食事は、ゲストと同じフルコースでした。前菜の湯葉、お刺身を変更した焼きエビ、メインの牛肉(しっかり焼き)、デザートのチョコレートケーキとフルーツ…。

シェフが妊娠中に配慮してくれた、本当にありがたいメニューでした。

…でも!

結局、ほとんど食べる時間がなかった

新婦は当日、本当に動きっぱなしです。

挨拶・スピーチ対応・お色直し・写真撮影・各テーブルへのご挨拶回り…と、座って食事できる時間がほぼありません。料理が運ばれてきても、ひと口食べたら席を立つ、の繰り返しでした。

結果、シェフが配慮してくれた素敵なフルコースを、私はほぼ食べられませんでした。

フルコース料金は実質「払い損」になりがち

これ、お金の話としても勿体ない!

新婦のフルコース料金も当然、式の費用に含まれていて何万円もします。それを「ほぼ食べられない」って、めちゃくちゃ勿体なくないですか?

3姉妹を育てている今、節約に厳しい目で振り返ると「あの新婦料理代、ほかに使えばよかったな〜」と思ってしまいます。

軽食・ワンプレートで十分だった

正直に言うと、新婦の食事は「お子様ランチみたいなワンプレート」「サンドイッチや軽食」で十分だったと、今振り返って思います。

  • 簡単に食べられる:ひと口でパッと口にできるので、忙しい合間にも食べられる
  • 胃にやさしい:少量でお腹いっぱいになりやすい妊婦の体に合う
  • お金が浮く:浮いた料金を衣装や写真、新生活費に回せる
  • 罪悪感がない:「食べ残してごめんなさい」がなくなる

これからのプレ花嫁さんへ

もし今もう一度マタニティ婚を挙げるなら、打ち合わせで真っ先に「新婦は軽食プランに変更できますか?」と聞きます。

「できません」と言われたら? 他の式場を探します!

それくらい、新婦の食事の柔軟性は当日の満足度を左右する大事なポイントだと思っています。

【花嫁の方へ】私の体験談:妊娠32週で挙式した日の食事メニュー

私が実際に妊娠32週(妊娠8ヶ月後半)で挙げたマタニティ婚で、当日に出された食事メニューを当時のメモを見返しながらお伝えします(挙式までの全体の流れは妊娠8ヶ月で結婚式を挙げた後悔10選でも詳しく書いています)。

当日のフルコース(メモを参考に再現)

順番メニュー妊婦対応
アミューズ旬野菜のテリーヌ通常通り
前菜湯葉を使った和洋折衷の一皿加熱済み・あっさり系
お刺身焼きエビに変更生もの→加熱に差し替え
メイン牛肉とフォアグラのステーキフォアグラは食べず+しっかり焼きに変更
デザートチョコレートケーキ&フルーツ盛り合わせ通常通り
ドリンクノンカフェインのお茶カフェイン対策
乾杯ノンアルコールスパークリングワインアルコールNG対応

ドリンクとノンアルスパークリングは料理とは別で、グラスでサーブしていただきました。シャンパンと変わらない見た目で、写真映えもバッチリでしたよ。

一番大きな失敗:いくらのちらし寿司

私はゲストに喜んでもらいたくて、メニューに「いくらの乗ったちらし寿司」を入れました。

でも当日、「あ、いくらって生ものだから私食べられないやつだ…」と気づいて、自分だけ別メニューに差し替えていただくことに。

あんなに楽しみにしていたメニューを、主役なのに食べられないのは悔しかったし、ちょっと寂しい思い出です。

ここから学んだ教訓

ゲストに喜んでもらいたい気持ちはよくわかりますが、自分が食べられないメニューを入れないこと! 「自分も食べられて、ゲストも喜ぶメニュー」を選びましょう。 たとえばちらし寿司なら、いくらを錦糸卵やサーモン(加熱済み)に変更するだけでも全然OKです!

失敗②:メインのフォアグラも食べられず…

実はもうひとつ、メインディッシュでも同じパターンの失敗がありました。

メインは「牛肉とフォアグラのステーキ」。フォアグラは避けたほうがいい食材なので、私は食べませんでした。当日は「よく焼いた牛肉だけ」にしてもらった形です。

正直に言うと…食べたかった!!!

お祝いの席の華やかなメインディッシュ、ゲストの皆さんが「美味しい〜」って嬉しそうに食べているのを見て、ちょっと寂しい気持ちになったのは正直な本音です(笑)。

ここから学んだのは、「自分が食べられないものは、メニュー段階から外しておく」こと。フォアグラを使わない別のメインにしてもらえば、私も含めてみんなで同じものを楽しめましたよね。

当日「食べる時間がほぼなかった」というリアル

挨拶・スピーチ・お色直し・写真撮影・ゲストへのご挨拶回り…と、新婦は本当に動きっぱなし。せっかく対応してもらった料理も、ほとんど食べる時間がありませんでした

朝は支度で朝食を逃し、コースはひと口だけ。夕方までほぼ空腹のまま過ごしました。あの日を救ってくれたのは、控室のおにぎりとチョコレートです。

妊婦花嫁の皆さんは、控室で食べられる軽食を必ず準備しておいてください。私はこれをやっていなくて後悔しています。

式場の心遣いに泣きました

逆に、式場が用意してくれた配慮には本当に感激しました。

  • クッション:椅子や控室に用意してくれて、腰が楽でした
  • 履きやすい靴:フラットシューズへ履き替えられるように用意
  • トイレへの配慮:トイレに近い動線で導いてくれた
  • ノンアルスパークリングワイン:シャンパンと見た目が同じで写真映えも◎

式場を選ぶときは、「当日、何かあったときに任せられるか」で見るのが結局いちばんだった、というのが7年たった今の実感です。

二次会・親族会食はどうしたか

挙式・披露宴のあとは、友人たちがそれぞれ集まっているお店に少し顔を出すスタイルにしました。

ただ妊娠32週でかなり疲れていたので、深夜まで続く宴は夫に任せて、私は先に帰宅。これも妊婦花嫁あるあるかもしれません。

二次会を予定するなら、短時間で切り上げられる場所・体調次第で帰れる距離が絶対おすすめです。無理は禁物ですよ〜!

妊娠中の結婚式の食事についてよくある質問(FAQ)

Q1. 妊娠中で食べられないものがあると、新郎新婦に伝えていい?

伝えて大丈夫です。むしろ招待状の返信のタイミングで伝えてもらえるほうが、招く側は助かります。「難しければお気になさらないでください」を添えると、相手も判断しやすくなりますよ。

Q2. 当日、料理を残してしまっても失礼にならない?

失礼にはなりません。妊娠中は体調が最優先です。同席の方に「妊娠中で」と一言添えておけば、気まずくなることもありません。

Q3. 食べられなかった料理は持ち帰れる?

披露宴の料理は衛生管理の都合で持ち帰りを受けていない会場が多いです。可否は会場によって違うので、その場のスタッフに確認を。引き菓子やプチギフトは持ち帰り前提なので、そちらは遠慮なくどうぞ。

Q4. 乾杯のシャンパンだけ口をつけるのはあり?

厚労省のe-ヘルスネットは「少量の飲酒でも影響を及ぼす可能性がある」としているので、口をつけずにソフトドリンクへ替えてもらうのが安心です。着席時にスタッフへ小声で頼めば、グラスごと静かに交換してもらえます。

Q5. 披露宴の途中で気分が悪くなったら?

我慢せず中座してください。会場スタッフに伝えれば休める場所へ案内してもらえます。妊娠中は空腹だけで気持ち悪くなることもあるので、小さめのお菓子をバッグに入れておくと安心です。

Q6.【花嫁の方へ】新婦だけ軽食プランに変更できる式場ってある?

柔軟に対応してくれる式場は実在します。打ち合わせのときに「軽食やワンプレートに変更できますか」と直接聞いてみてください。柔軟性は式場によって差が大きいので、複数の会場を比べてみるのがおすすめです。

Q7.【花嫁の方へ】当日、食べる時間がなさそう…どうしたら?

新婦は本当に動きっぱなしで、披露宴中は食事の時間がほとんどありません。控室に軽食を準備しておくのが最優先です。

  • 控室に軽食を準備しておく(おにぎり・チョコレートなど)
  • デザート分は持ち帰りできないか、事前にお願いしておく
  • 披露宴のあとに親族とゆっくり食べる時間を別で設ける

このいずれかは絶対にやっておきましょう。私は何もしなくて後悔しているので…!

まとめ|妊娠中に結婚式へお呼ばれしたら、食事はこう乗り切る

最後に、押さえてほしいポイントをまとめます。

妊娠中のお呼ばれ・食事のまとめ
  • 避けたいのは7つ:生ハム・スモークサーモン/未加熱ナチュラルチーズ/生もの/アルコール/大型魚/レバー・フォアグラ/カフェイン
  • 伝えるのは招待状の返信のタイミングで、新郎新婦本人に。「難しければ大丈夫」を必ず添える
  • 当日は残してOK・乾杯を断ってOK。お菓子をひとつバッグに入れておく
  • 授乳中はアルコール・カフェイン・授乳のタイミングの3つだけ気をつければ大丈夫
  • 【花嫁の方へ】新婦の食事はフルコースより軽食で十分。打ち合わせで相談してみて

お祝いの席で一番大事なのは、料理を完食することではなく、あなたと赤ちゃんが元気なまま一日を終えることです。

返信ハガキを書くのは今日でも間に合います。「妊娠中なので」の一言を、まず一行だけ足してみてくださいね。


妊婦のお呼ばれ、ほかの悩みはこちら

つわり中の対策全般はつわり中の結婚式はどう乗り切る?の記事にまとめています。

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