プレ花嫁友達が授かり婚で、結婚のお祝いも出産のお祝いももう渡しました。そこへ「式も挙げることにしたよ」と招待状が届いて、正直、行きたくないと思ってしまいます…
ご祝儀もまた包むのかな、日程も遠いし…。こんなふうに思う私はひどいのでしょうか?断るなら、どう言えば角が立たないですか?
こんなお悩みを解決します。
「デキ婚 結婚式 行きたくない」「パパママ婚 行きたくない」「妊娠中 結婚式 行きたくない」。検索窓に並ぶのは、こうした言葉です。
Q&Aサイトにも、こんな相談が実際に寄せられています。
- 授かり婚の親友から、お腹が目立つ前にと来月下旬の平日に式を挙げると連絡が来た。県外で、有給をめったに使わない職場の一番下。休んで行ってもいいのか(Yahoo!知恵袋・2012年)
- 小学校からの友人が授かり婚。式は「したくない」と言うのに試着の写真をSNSに載せ、準備の手伝いも頼まれる。自分には式を挙げられない事情があり、素直に喜べない(Yahoo!知恵袋・2018年)
- 出産済みの友人の式に、体外受精の予定があるので返事を保留していた。妊娠がわかったがまだ5週。どう返事をすればいいか(Yahoo!知恵袋・2015年)
私は3姉妹のママです。長女を妊娠中の32週で、120名を招いた授かり婚の結婚式を挙げました。つまり、招待状を出して、返事を待つ側でした。
ゲストとしても、妊娠中に3回、結婚式に参列しています。招く側と招かれる側、どちらの気持ちも知っている立場で、この記事を書きました。
- 行きたくない理由は「お金・日程・気持ち」の3つに分けると、行くか断るかが決めやすい
- 行きたくないと思うこと自体は、ひどいことではない。理由を整理すれば、お祝いの気持ちは別に届けられる
- お祝いが2回目になる負担は、招く側も気にしている。出席するか欠席するかで、お祝いの形を変えればいい
- 断るなら、先に新婦本人へ短く伝える。返信ハガキはそのあと
- 理由は「本当のことを短く」。言いにくいときは「やむを得ない事情で」で十分
- 断る理由に「授かり婚だから」を出さない。ここだけ守れば、関係は続けられる



招いた側として言うと、欠席の連絡そのものより「どう言えば…」と悩んでくれる気持ちのほうが、ずっとありがたいと私は思います。断り方さえ整えば、友情は大丈夫ですよ!
この記事は、授かり婚の友人の式に招かれた側のための記事です。お祝いの金額の目安は授かり婚のお祝い相場の記事に、欠席するときの返信マナー全般は妊婦の結婚式お呼ばれマナーの記事にまとめています。
結論|授かり婚の結婚式に行きたくない理由は「お金・日程・気持ち」に分けると答えが出る


行きたくない気持ちは、たいてい1つの理由ではありません。お金のこと、日程のこと、気持ちのことが、ひとかたまりになっています。
だから、まず3つにほどいてみます。ほどくと、「断るべき理由」と「工夫すれば行ける理由」が分かれるからです。
下の表で、自分のモヤモヤに近いものに丸をつけてみてください。
| 理由 | よくある中身 | 考え方の目安 |
|---|---|---|
| お金 | ご祝儀と出産祝いが2回になる/交通費や宿泊費が重い | 出席ならご祝儀、欠席ならお祝いを別の形で。金額で無理はしない |
| 日程 | 平日の式/急な日程/遠方 | 有給や移動が「工夫すれば何とかなる」なら行く。無理なら早めに断る |
| 気持ち | 素直に祝えない/自分の事情とぶつかる | 気持ちを否定しない。会う・会わないの距離は自分で決めていい |
お金と日程は、工夫で解決できることがあります。気持ちは、無理に変えなくて大丈夫です。
どれか1つでも「どうしても無理」なら、断っていい理由になります。大事なのは、断り方です。



私なら、3つのうち「気持ち」に丸がついたら、無理に出席しません。笑顔で座っていられない式に行くより、言葉でお祝いを届けるほうが、相手にも自分にもやさしいと思うからです。
- お金:工夫で何とかなるなら出席、きついなら欠席してお祝いを別の形で
- 日程:有給や移動の手配がつくかで決める
- 気持ち:無理に変えない。断るなら理由は短く
授かり婚の結婚式に行きたくないと思うのは、ひどいこと?
結論から言うと、ひどいことではありません。
結婚式は、出る側にもお金と時間がかかる行事です。そこに「お祝いが2回目」「急な平日」が重なれば、迷うのは自然なことです。
それに、「行きたくない」と検索している人の多くは、本当はお祝いしたい気持ちも持っています。どうでもいい相手なら、検索せずに欠席の丸をつけて終わりです。
迷っているのは、相手との関係を大事にしたいから。迷うこと自体が、お祝いの気持ちの裏返しだと私は思います。



「行きたくない」と思った自分を責めなくて大丈夫です。行くか行かないかと、相手を大切に思うかどうかは、別の話ですよ。
ただ、ひとつだけ分けて考えてほしいことがあります。それは「授かり婚という順番」への気持ちと、「この式に行くかどうか」の判断です。
- 「お祝いが2回目でつらい」→お金の問題。工夫や形で解決できる
- 「平日で休めない」→日程の問題。早めに伝えれば角は立たない
- 「順番が気になってしまう」→気持ちの問題。ただし断る理由として口にしない
3つ目の気持ちを持つことは、悪いことではありません。でも、それを相手に伝える必要はありません。そこさえ守れば、どの選択をしても関係は続けられます。
妊娠中の式か、出産後の式(パパママ婚)かで、モヤモヤの中身は変わる


授かり婚の式には、大きく2つの時期があります。お腹に赤ちゃんがいるうちに挙げる式と、生まれてから挙げる式(パパママ婚)です。
この時期によって、招かれる側のモヤモヤの中身がかなり違います。
妊娠中に挙げる式は「急な日程・平日」になりやすい
妊娠中に挙げる式は、お腹が大きくなる前や、出産より前に日程を組みます。そのため、準備期間が短くなりがちです。
私も、妊娠がわかってから式場を探し、約6ヶ月で挙げました。式場の空き日程と体調を優先すると、ゲストの都合にまで合わせきれないことがあります。
- 招待状が届くのが急に感じる
- 式が平日になることがある
- 体調しだいで、日程が動く可能性もゼロではない
妊娠中の式は「日程」のモヤモヤが出やすい、と覚えておくと整理しやすいです。



急な日程になってしまうことは、招く側もたいてい分かっています。だから、日程を理由に断られても「そうだよね」と受け止める人が多いと、私は思います。
出産後に挙げる式(パパママ婚)は「お祝いが2回目」になりやすい
生まれてから挙げる式は、入籍や出産からしばらくたってからの招待になります。
その間に、結婚のお祝いや出産のお祝いを、もう渡している人も多いはずです。そこへ式の招待が来ると「またお祝い?」と感じやすくなります。
子どもと一緒に式を挙げる夫婦は、少しずつ増えています。リクルートのゼクシィ結婚トレンド調査2024では、挙式・披露宴の当日に子どもがいた人は7.0%でした。2021年の調査から3年続けて増えています。
子どもが生まれてからの式は、もう珍しいものではありません。そのぶん、招かれる側の迷いも、よくある悩みになっています。
- お祝いが2回目、3回目になる
- 子ども連れで来てと言われ、移動や預け先に迷う
- 出産祝いのお返しが届いたあとに、式の招待状が届く
出産後の式は「お金」のモヤモヤが出やすい。この違いを知っておくだけで、次の章が読みやすくなります。



どちらの時期でも、招く側は「この時期しかなかった」事情を抱えていることが多いです。だからこそ、断る側も「自分の事情」として淡々と伝えれば十分なんです。
ご祝儀と出産祝いの二重払いがつらいとき
ここからは、いちばん多い「お金」の悩みです。
結婚のお祝い、出産のお祝い、そして式のご祝儀。合わせると、ひと月の生活費にひびく金額になることもあります。
お祝いが2回になるのは、招く側も気にしています
実は、この「二重のお祝い」は、招く側も悩んでいることが多いテーマです。
結婚式の口コミサイト「みんなのウェディング」には、子ども5ヶ月でパパママ婚を予定している人からの相談がありました。招待する友人の大半から結婚と出産のお祝いをもうもらっているので、ご祝儀は辞退したい。でも、もらっていない人とどう分ければいいのか、という悩みです。
出産後の式で、身内から「出産祝いももう渡したのに」と言われて悩んだ、という相談も知恵袋にありました。
- 招く側も「お祝いをもらいすぎでは」と気にしている
- ご祝儀を辞退する、会費制にするなど、招く側が形を工夫することもある
- つまり、二重払いのモヤモヤは「あなたの心が狭い」から生まれるものではない



私も、友人の授かり婚では、式でご祝儀を包み、生まれてからあらためて出産祝いを贈りました。2回になるのは、ごく普通のことです。だからこそ、きついときは無理をしなくていいんです。
招く側がどう考えているかは、パパママ婚のご祝儀の記事に、招く側の立場でまとめています。相手の気持ちを知ると、少しラクになるかもしれません。
出席するか欠席するかで、お祝いの形は変わる
お金のモヤモヤは、出席するか欠席するかで、ずいぶん形が変わります。
| 出席する | 欠席する | |
|---|---|---|
| 当日 | ご祝儀を包む | 出席しないので当日のご祝儀はない |
| お祝い | すでに渡したお祝いは別の話 | 気持ちとしてお祝いを贈る(品物でもよい) |
| 交通費・宿泊 | かかる | かからない |
| 決め方 | 「行きたい気持ち」が勝つなら | お金がどうしてもきついなら |
欠席するなら、当日のご祝儀は包まず、お祝いの品や言葉を贈る形にできます。金額の目安は、ここでは書きません。関係の近さで変わるからです。
具体的な金額の考え方は授かり婚のお祝い相場の記事に、欠席するときのご祝儀の扱いはお呼ばれマナーの記事にまとめています。
- すでにお祝いを渡しているなら、欠席でも「失礼」にはなりにくい
- 出席するなら、交通費や宿泊も含めて総額で考える
- どちらにしても、借金をしてまで包むものではない
お祝いは、払える範囲で気持ちを届けるものです。無理をして出席しても、あとで相手に会うたびにモヤモヤが残るなら、本末転倒です。
お金が理由のとき、正直に言わずにすむ伝え方
「お金がきついから行けない」とは、なかなか言えませんよね。
結婚式の招待状の返信マナーでは、ゼクシィの欠席の返信のページ(マナーデザイナー岩下宣子さん監修)に、縁起のよくない理由のときは理由をあいまいにし、「やむを得ない事情で」と書く方法が紹介されています。
お金の事情も、相手に伝える必要はありません。「どうしても都合がつかなくて」で十分です。
- お金の話は、相手にも気をつかわせるので出さない
- 「都合がつかない」「やむを得ない事情で」で十分伝わる
- そのぶん、お祝いの言葉は具体的に添える



私なら、お金が理由のときは「どうしても都合がつかなくて」とだけ言います。そして、そのぶん「写真見せてね」「落ち着いたら会おうね」をいつも添えます。理由より、そのあとの一言のほうが相手の心に残ると思うからです。
例文は、後半の断り方の例文にまとめています。
授かり婚の結婚式が平日・急な日程で行けないとき
次は「日程」の悩みです。妊娠中の式では、とくに多い理由です。
平日の式、有給を使ってまで行く?分かれ目は関係の深さ
冒頭の相談のように、授かり婚の式は平日になることがあります。仕事を休めるかどうかは、大きな分かれ目です。
厚生労働省の「確かめよう労働条件」のQ&Aでは、有給休暇をどんな目的で取るかは労働者の自由で、目的によって会社が断ることはできない、と説明されています。
ただし、仕事が回らなくなる場合には、会社が休む日を変えてもらう権利(時季変更権)もあります。業務の都合で、その日がどうしても難しいこともあります。
冒頭の相談への回答でも、「有給は使っていい」「冠婚葬祭なので、早めに上司に伝えればいい」という声が多く集まっていました。
- 一生に一度会いたい友人なら、有給を使って行く価値がある
- 早めに上司に相談すれば、休みは取りやすくなる
- 業務でどうしても動かせない日なら、それは立派な欠席の理由



私は、平日でも「この子の花嫁姿は見たい」と思える相手なら、有給を取って行く派です。逆に、迷う程度の関係なら、仕事を理由に欠席しても誰も責めないと思います。
仕事で行けないのは、いちばん角が立たない理由です。本当のことなので、そのまま伝えて大丈夫です。
遠方で交通費や宿泊が重いとき
県外の式だと、交通費と宿泊費がご祝儀と同じくらいかかることもあります。
招く側が交通費を負担してくれる場合もありますが、言い出しにくいですよね。まずは招待状やLINEに「お車代」「宿泊の手配」の案内があるか確かめましょう。
- 招待状に交通費や宿泊の案内があるか見る
- 案内がなければ、遠方の事情を伝えて欠席するのも自然
- 「遠くて行けない」は、本当のことなのでそのまま言っていい
私が妊婦として参列した3回の式は、どれも車で30分〜1時間ほどの距離でした。3回とも行けたのは、この近さが大きかったです。
遠さは、気持ちだけではどうにもならない理由です。遠方の欠席は、相手も想定していることが多いので、早めに伝えれば大丈夫です。



遠方の式で迷ったら、「行ける・行けない」より先に、交通費の案内があるかを確かめるのがおすすめです。それだけで、悩みの半分が解けることもありますよ。
素直に祝えない気持ちとの付き合い方
3つ目は、いちばん扱いが難しい「気持ち」の悩みです。
お金や日程なら、工夫で解決できます。でも気持ちは、自分でもどうにもならないことがあります。
モヤモヤの正体は「相手の言動」?それとも「自分の事情」?
冒頭で紹介した2018年の相談では、友人の言動と、相談した人自身の事情が重なっていました。式をしたくないと言いながら試着の写真を載せること。準備を頼まれること。そして、自分には式を挙げられない事情があること。
回答では、「相手は悪気がないのかもしれない」「無理に合わせず、ほどよい距離を置けばいい」という声が集まっていました。
モヤモヤには、2つの出どころがあります。
- 相手の言動から来るもの:無神経に感じる一言、頼まれごとの多さなど
- 自分の事情から来るもの:自分の結婚や妊活、仕事、家族のこと
どちらから来ているかが分かると、どう距離を取るかが決められます。相手の言動がつらいなら、式は欠席して、少し距離を置いてもいい。自分の事情がつらいなら、それは相手のせいではないので、やさしく断ればいい。



私は、行きたくない気持ちを無理に消さなくていいと思います。気持ちにふたをして出席すると、写真の中の笑顔がこわばってしまう。それより、自分の気持ちを守る選択をしていいんです。
自分が妊活中・妊娠中で、心が追いつかないとき
妊活中の人にとって、授かり婚の式はとくにつらく感じることがあります。冒頭の2015年の相談も、体外受精の予定があって返事を保留していた人でした。
回答では、「通院の都合で先の予定が立てにくい」と伝える方法や、返事を少し待ってもらう方法が挙がっていました。
- 「通院の予定があって、先の予定が立てにくい」は、うそではない伝え方
- 返事の期限までに決められないなら、先に新婦へ「少し待ってほしい」と連絡する
- 妊活のことを話すかどうかは、自分で決めていい
私の式には、不妊治療中の先輩も招待していました。新郎の挨拶で妊娠を報告した場面は、今思うと複雑でした。招く側は、ゲストの事情を全部は知りません。だからこそ、つらいなら無理に来なくていいと、私は思っています。
妊娠中の人で、出席するか迷っているなら妊婦は何ヶ月まで結婚式に参列できるかの記事を、出席の返事をしたあとに妊娠がわかったならお呼ばれ後に妊娠がわかったときの記事を読んでみてください。



「順番が違うのに…」と感じてしまうことも、あると思います。その気持ちは心の中にしまっておけば十分。口に出さずに断れば、相手を傷つけることはありません。
- 行きたくない理由は「お金・日程・気持ち」に分けて考える
- 妊娠中の式は日程、出産後の式(パパママ婚)はお金のモヤモヤが出やすい
- お祝いが2回目になる負担は、招く側も気にしている。欠席ならお祝いを別の形で
- 平日・遠方は、本当のことをそのまま伝えればいちばん角が立たない
- 気持ちがつらいときは、無理に出席しない。「授かり婚だから」は口にしない
授かり婚の結婚式の角が立たない断り方|伝える順番と3つのルール


ここからが本題の断り方です。順番とルールを押さえれば、言葉選びはそれほど難しくありません。
先に新婦本人へ、返信ハガキはそのあとで
欠席を決めたら、返信ハガキより先に、新婦本人へLINEや電話で伝えます。
ゼクシィの欠席の返信のページでも、欠席が分かったら、ハガキを出す前にできるだけ早く電話やメールで知らせることがすすめられています。ゲストを選び直すのは大変だから、という理由です。
- まず新婦本人にLINEか電話で
- そのあと返信ハガキを出す
- 共通の友人づてに伝えるのは避ける
いちばん避けたいのは、ハガキだけで欠席を知らせることです。招く側は、理由が分からないまま「何かあったのかな」と気になってしまいます。



招待状は夫が担当してくれましたが、返事の管理と催促には本当に苦労しました。返事を待つ側からすると、欠席でも先にひとこともらえるだけで、ずっと助かるんです。
理由は「本当のことを短く」、言いにくければ「やむを得ない事情で」
理由は、長く説明しなくて大丈夫です。むしろ、長い言いわけは相手に気をつかわせます。
- 仕事・遠方・先約など、本当のことは短くそのまま
- お金・気持ち・体調など、言いにくいことは「やむを得ない事情で」
- 「授かり婚だから」「順番が」は、どんな言い方でも口にしない
- 作りこんだうそはつかない(SNSなどで食い違うと、かえって関係がこじれる)



私なら、うそを作るより「どうしても都合がつかなくて」で通します。理由をあいまいにするのは失礼ではなく、マナーとして認められている言い方ですよ。
返事は早すぎず遅すぎず。目安は届いてから1週間
ゼクシィの招待状の返信マナーのページでは、返信の目安は招待状が届いてから1週間以内とされています。
一方で、欠席の返事をあまりに早く出すと「検討すらしてくれなかったのかな」と相手をがっかりさせることがある、とも書かれています。
- 欠席は、届いてすぐより、数日おいてから
- すぐ決められないなら、早めに「少し考えさせてね」と連絡しておく
- 返事の期限は守る
「考えたうえで、やっぱり行けない」と伝わる間合いが、いちばんやさしい断り方です。



数日置くのは、相手のため。迷ったぶんだけ、ちゃんと考えてくれたことが伝わります。
そのまま使える断り方の例文|LINE・返信ハガキ
ここからは、そのまま使える例文です。名前や日付を入れかえて使ってください。
どの例文も、①お祝いの言葉 ②欠席の理由を短く ③おわび ④これからも、の順番です。
日程・仕事で行けないときの例文
例文1|平日で仕事が休めないとき(LINE)
招待ありがとう!本当にうれしかったよ。ただ、その日はどうしても仕事を休めなくて、出席できそうにないんだ。ごめんね。当日はおめでとうの気持ちを送らせてね。落ち着いたら写真見せてほしいな
例文2|遠方で行けないとき(LINE)
結婚式の招待、ありがとう!行きたい気持ちはあるんだけど、遠方でどうしても都合がつかなくて、今回は欠席させてね。ふたりの晴れの日、心からお祝いしてるよ
例文3|先約があるとき(LINE)
招待してくれてありがとう!その日は前から決まっていた予定があって、どうしても動かせないんだ。本当にごめんね。近いうちにお祝いさせてね



本当の理由なら、短くそのままでOKです。最後に「写真見せてね」「お祝いさせてね」を入れると、ぐっとやわらかくなりますよ。
お金や家庭の事情を、ぼかして伝えたいときの例文
例文4|はっきり理由を言いたくないとき(LINE)
招待ありがとう、すごくうれしかった!せっかく声をかけてくれたのに、やむを得ない事情で今回は出席が難しくて…本当にごめんね。気持ちだけでもお祝いさせてね
例文5|家庭の事情があるとき(LINE)
結婚式のお知らせ、ありがとう!ちょうどその頃、家のことでバタバタしていて、出席できそうにないんだ。ごめんね。式の日は心の中で乾杯してるね
- 「やむを得ない事情で」は、理由をあいまいにするための決まった言い方
- 相手に詳しく聞かれたら「ちょっと家のことでね」くらいでとどめる
- お金の話は出さない
体調・妊活など、気持ちが追いつかないときの例文
例文6|通院などで先の予定が立てにくいとき(LINE)
招待ありがとう!実はいま通院していて、先の予定がなかなか立てられないんだ。せっかくなのに出席できなくてごめんね。ふたりの幸せを心から願ってるよ
例文7|返事をもう少し待ってほしいとき(LINE)
招待ありがとう!行けるかどうか、ちょっと予定がはっきりしなくて。返事の期限の〇日までには連絡するから、少しだけ待っててもらえるかな?



妊活のことは、話したくなければ話さなくて大丈夫です。「通院していて」は本当のことなので、うそをつく苦しさもありません。
返信ハガキに書く欠席の一言
LINEで伝えたあとは、返信ハガキも出します。ハガキでは理由を長く書かず、お祝いとおわびを中心にします。句読点は使わないのが慣例です。
例文8|返信ハガキの欠席の一言
ご結婚おめでとうございます やむを得ない事情により欠席させていただきます お招きいただいたのに申し訳ありません おふたりの末永いお幸せをお祈りしております
例文9|返信ハガキ・仕事で欠席するとき
ご結婚おめでとうございます あいにく仕事の都合でどうしても伺うことができません 晴れの日のご盛会を心よりお祈り申し上げます
- 「御欠席」の「御」は二重線で消す
- 理由は「やむを得ない事情により」「仕事の都合で」程度
- 最後はお祝いの言葉で締める
返信ハガキそのものの書き方は、招待状の返信の書き方の記事でも詳しく紹介しています(妊娠中の人向けですが、基本のマナーは同じです)。



出産後の式なら「おふたりと〇〇ちゃんの」と、子どもの名前を入れるとぐっと温かくなります。妊娠中の式なら「おふたり」だけにしておくと安心です。
欠席しても、お祝いの気持ちはちゃんと届けられる
欠席すると決めても、お祝いの気持ちを届ける方法はたくさんあります。
- 式の前日か当日の朝に、お祝いのLINEを送る
- お祝いの品やメッセージカードを、式の前に届ける
- 式が終わって落ち着いたころに「写真見せて」と連絡する
- 子どもが生まれているなら、子ども向けの小さな贈り物を添える
いちばん心に届きやすいのは、式が終わったあとの一言です。式の当日は、新郎新婦は一日じゅうバタバタしています。落ち着いたころに届く「おつかれさま、写真見たいな」は、ゆっくり読んでもらえます。
例文10|式のあとに送るLINE
結婚式おつかれさま!行けなくてごめんね。写真で見られたらうれしいな。落ち着いたら、赤ちゃんにも会いに行かせてね



私は自分の式の二次会にほとんど出られず、そこで会えなかった親しい友人と再会できたのは、なんと5年後でした。式で会えなくても、そのあと会えれば関係は続きます。欠席は、終わりではありませんよ。
お祝いの品の金額や、のし袋の選び方は授かり婚のお祝い相場の記事を参考にしてください。
授かり婚で式を挙げた私が、招いた側として思うこと
最後に、授かり婚で式を挙げた側として、正直に思うことを書きます。
120名を招いて、当日ゆっくり話せたのは何人だったか
私は妊娠32週で、120名を招いた式を挙げました。ご祝儀制の、ごく普通の式です。
夫の会社の上司をたくさん呼び、会社の方のおもてなしを優先した式になりました。そのぶん、当日ゆっくり話せたゲストは20名もいませんでした。
新婦は当日、ゲスト一人ひとりと話す時間がほとんどありません。新婦の一日は、それくらい慌ただしいものです。だから、欠席の連絡が、当日の新婦の心に重くのしかかることは少ないと私は思います。少なくとも、私の式ではそうでした。
- 新婦は当日、一人ひとりと話す時間がほとんどない
- 欠席の連絡は、準備の中の「ひとつの返事」として受け止められることが多い
- 気持ちが伝わるのは、当日よりも、前後のひとこと



だから、欠席の連絡をするときに、必要以上に罪悪感を持たなくて大丈夫です。招いた側として、本当にそう思います。
2回お祝いを贈った側として、ひとつだけお願いしたいこと
私は、招かれる側の気持ちも分かります。友人の授かり婚では、式でご祝儀を包み、生まれてからあらためて出産祝いも贈りました。
お祝いが重なることも、急な日程になることも、招く側はたいてい分かっています。分かっていて、それでも「この時期しかない」と決めて招待状を出しています。
だから、ひとつだけお願いがあります。断るときは、授かり婚という順番には触れないでほしいということです。
- 理由は「自分の事情」として伝える
- 相手の選んだ順番や、式を挙げる時期には触れない
- 共通の友人に「行きたくない」と話を広げない
挙げる側にも、迷いや「今さら」と思われないかという不安があります。その気持ちはパパママ婚を「今更」と感じる人への記事に書きました。招かれる側も招く側も、同じように迷っているんです。



授かり婚で式を挙げると決めるのは、思っている以上に勇気がいります。欠席でも、「おめでとう」がひとこと届けば、それで十分うれしい。私が招く側なら、そう思います。
授かり婚の結婚式に行きたくないときのよくある質問
欠席の理由に、うそをついてもいい?
作りこんだうそは、すすめません。SNSや共通の友人から食い違いが分かると、欠席よりも、うそのほうが相手を傷つけてしまいます。
言いにくいときは、うそではなく「やむを得ない事情で」「どうしても都合がつかなくて」とあいまいにすれば十分です。ゼクシィの返信マナーのページでも、理由をあいまいにする書き方が紹介されています。
出席で返事をしたあとに、やっぱり断りたくなったら?
できるだけ早く、新婦本人に電話かLINEで伝えます。出席の返事のあとは、料理や席、引き出物の準備が進んでいます。日がたつほど、招く側の負担が大きくなります。
ゼクシィの欠席の返信のページでも、出席の返事をしたあとに欠席になったときは、できるだけ早く電話で伝えるようにと書かれています。直前の欠席のときのお祝いの扱いはお呼ばれマナーの記事にまとめています。
子どもも一緒にと言われたけれど、小さい子を連れて行くのが不安
出産後の式では、ゲストの子どもも一緒に招かれることがあります。小さい子連れでの参列が不安なら、それも立派な欠席の理由です。
行く場合の持ち物や席の頼み方は赤ちゃん連れで結婚式に参列する記事に、まとめています。行くと決めたら、子どもの席や授乳・おむつ替えの場所を、前もって新婦に聞いておくと安心です。
二次会だけ断りたいときは?
披露宴に出て、二次会だけ欠席するのはよくあることです。「翌日が早くて」「子どもの迎えがあって」など、本当のことを短く伝えれば大丈夫です。
反対に、披露宴は欠席して、二次会だけ顔を出すという方法もあります。ご祝儀の負担を抑えながら、お祝いの気持ちを直接伝えられます。
まとめ|今日できる一歩は、「お金・日程・気持ち」のどれかに丸をつけること
- 授かり婚の結婚式に行きたくない理由は「お金・日程・気持ち」の3つに分けて考える
- 行きたくないと思うのは、ひどいことではない
- お祝いが2回目になる負担は、出席・欠席でお祝いの形を変えれば軽くできる
- 平日・遠方・仕事は、本当のことを短く伝えればいちばん角が立たない
- 断るなら、先に新婦本人へ。数日おいて、期限までに。返信ハガキはそのあと
- 理由に「授かり婚だから」を出さない。最後はお祝いの言葉で締める
行くか断るか、迷っているのは、相手を大切に思っているからです。
まずは今日、3つの理由のどれに当てはまるか、丸をつけてみてください。理由がはっきりすれば、伝える言葉も自然に決まります。
断ると決めたら、この記事の例文から1つ選んで、新婦に送る文面を下書きしてみましょう。



招いた側として、最後にもう一度。欠席の連絡に「おめでとう」がひとこと添えてあれば、それだけで気持ちはちゃんと届きます。あなたの選んだ答えで、大丈夫ですよ!










コメント