プレ花嫁産後に自分たちの結婚式を挙げたいけれど、いつがいいのか分かりません…
産後何ヶ月なら動けるんでしょうか。子どもは何歳のときがいいんでしょうか。
こんなお悩みを解決します。
私は3姉妹のママで、長女を妊娠中の32週にマタニティウェディングを挙げました。
産後に式を挙げた経験はありません。だからこの記事は、3回の産後を過ごした生活の実感と、公的なデータの両方から書きます。
ひとつだけ先にお伝えします。この記事は「産後に結婚式へ招かれた側がいつから参列できるか」の話ではありません。
自分たちの結婚式を、産後に挙げる人のための記事です。
- ママの体を基準にすると、動きやすくなるのは産後6ヶ月ごろから
- 準備のスタートは産後3ヶ月ごろ。式場探しから当日までは9ヶ月前後みておくと安全
- 子どもの月齢は生後10ヶ月〜1歳半が現実ライン。座れて、まだ自己主張が強すぎない時期
- 産後1〜2ヶ月の挙式は、体の回復から見ておすすめしません
- 決め方は「ママの体の回復」「子どもの月齢」「準備期間」の3つを重ねるだけ



私は産前に挙げました。それでも産後は、見た目もメンタルもズタボロだったんです。あのとき産後に延期していたらどうなっていたかは、7年たった今でも何度も想像します。
\ 日程の目安がわかると、産後の予定は一気に組めます /
公式サイト ハナユメ
産後の結婚式はいつ挙げる?結論は「ママの体は産後6ヶ月から、子どもは生後10ヶ月〜1歳半」
産後の結婚式の時期は、3つの軸が重なるところで決まります。
- ママの体が、朝から夕方まで動ける状態に戻っているか
- 子どもの月齢が、その日をなんとか過ごせる時期にあるか
- 準備期間が、育児をしながらでも取れるか
この3つを重ねると、子どもが生後10ヶ月〜1歳半のあたりが一番ラクな時期になります。
逆算すると、動き出すのは産後3ヶ月ごろ。式場探しに2〜3ヶ月、決まってから当日まで6ヶ月前後というイメージです。
「早く挙げたい」という気持ちは、私もよく分かります。
ただ産後の数ヶ月は、体も生活も、自分の意思で動かせる部分がとても少ないんです。



私は「産後の自分」を完全になめていました。産前に挙げると決めた一番の理由が、まさにそれです。
月齢別の早見表|産後1ヶ月から2〜3歳まで、動けるのはいつか
「産後何ヶ月なら結婚式を挙げられるか」を、ママの体と子どもの様子の両面で並べました。
| 時期 | ママの体 | 子どもの様子 | 挙式のしやすさ |
|---|---|---|---|
| 産後1〜2ヶ月 | 産褥期のまっただ中。長時間の外出そのものが負担 | 授乳と睡眠の間隔が短く、外出のハードルが高い | × |
| 産後3〜5ヶ月 | 回復の途中。体力の戻り方に個人差が大きい | 首がすわり、抱っこでの移動はしやすくなる | △ |
| 産後6〜9ヶ月 | 動ける人が増える。ここから準備が現実的に | おすわりができる子が増える。人見知りは出やすい | ○ |
| 生後10ヶ月〜1歳半 | 体力が戻り、預ける選択肢も増える | 座れて、まだ自己主張が強すぎない。写真も残しやすい | ◎ |
| 1歳半〜3歳 | 体はほぼ戻る。仕事復帰と重なりやすい | 歩き回る。イヤイヤ期の保険が要る | ○ |
この表は「この時期でなければダメ」という意味ではありません。
回復のスピードも、赤ちゃんの育ち方も、本当に人それぞれです。
ただ「早いほど大変で、10ヶ月〜1歳半で一度ラクになる」という傾向は、どの家庭にも当てはまりやすいと感じています。



表の◎に無理に合わせなくて大丈夫です。あなたの体と、あなたの子の様子を、この軸で見てみてください。
産後1ヶ月・2ヶ月で結婚式を挙げたい人へ|先に知ってほしい3つの壁
「産後2ヶ月で挙げたい」という検索は、実際にあります。
親の予定、式場の空き、夫の転勤。理由はいろいろあるはずです。
頭ごなしに「やめたほうがいい」とは言いません。ただ、3つの壁だけは先に知っておいてください。
産後8週間は、法律のほうが先に「休みなさい」と言っています
労働基準法の第65条には、産後の就業についてこう定められています。
- 産後8週間を経過しない女性を就業させてはならない
- ただし産後6週間を過ぎ、本人が請求し、医師が支障がないと認めた業務は例外
出典:厚生労働省「労働基準法における母性保護規定」
結婚式は仕事ではありません。法律が式を禁止しているわけでもありません。
それでも「産後8週間は原則として働かせてはいけない」と国が線を引いているという事実は、体の負担の目安になります。
朝から夕方までドレスを着て、立って、笑って、挨拶をする。仕事より軽い、とは言いにくい一日です。



私の挙式当日は、朝の支度から夕方まで、ほぼ休みなしでした。妊娠中でもきつかったので、産後1ヶ月の体でこれをやると考えると正直こわいです。
「挙式のみ・親族だけ」なら早い時期の例もある。ただし条件がつきます
産後2〜3ヶ月で挙げる人がゼロかというと、そうではありません。
ただ、その形はだいたい決まっています。
- 披露宴なしの挙式のみ(拘束時間が2〜3時間で終わる)
- ゲストは両家の親族だけ(気を遣う相手が少ない)
- 赤ちゃんを見てくれる大人が会場に2人以上いる
- 体調が悪ければ当日でも中止・短縮できる取り決めがある
この4つがそろわないまま産後2ヶ月に日程を入れると、当日いちばん無理をするのはママ本人です。
どうしても早く挙げたい事情があるなら、披露宴を別日にして二部制にする手もあります。
先に親族だけで挙式をして、半年後にパーティーをする形です。



「早く挙げる」と「全部やる」を同時に叶えようとすると、しわ寄せが体に来ます。どちらかを削る前提で組むと、ぐっとラクになりますよ。
帝王切開だった場合に、私なら主治医に聞いておきたい4つのこと
帝王切開は開腹手術です。傷の回復のスピードには個人差があります。
ここは私が断定できる領域ではないので、一般論として書きます。
- その時期に、長時間立ったり座ったりしていいか
- ドレスやインナーでお腹を締めつけて問題ないか
- 傷の位置とドレスのラインが当たらないか(試着時に相談)
- 体力が落ちているときに気をつけるサイン
この4つは、産後健診のときに主治医へ確認しておくと安心です。
私は妊娠中の式のときも、主治医に「長時間立つのは避けて、休める時間を多めに取るように」と言われました。
その一言があったから、式場に休憩時間を作ってもらえたんです。
医師の一言は、式場との交渉材料にもなります。



「先生がこう言っていて」と伝えると、式場側の対応は本当に変わります。遠慮せず持ち出してください。
産後のママの体はいつ「結婚式に耐えられる」ようになる?
「産後1ヶ月健診で問題なし」と言われると、もう元通りだと思いがちです。
私も長女のときは、1ヶ月を過ぎればもとに戻るものだと思い込んでいました。実際はまったく違いました。
ここは私の感覚だけで書くと危ないので、公的な情報を先に置きます。
産褥期の6〜8週間は、体が「戻る途中」でしかありません
出産で変化した体が妊娠前の状態に戻っていく期間を、産褥期(さんじょくき)といいます。
この期間はおおよそ6〜8週間とされていて、労働基準法が産後8週間の就業を原則として禁止しているのも、ここに重なります。
つまり産後2ヶ月の時点は「回復した」ではなく「回復し始めた」という位置づけです。
1ヶ月健診は「順調に戻り始めているかの確認」であって、ゴールテープではありません。
- 産後0〜2ヶ月:産褥期。体が戻る途中で、外出そのものが負担
- 産後3〜5ヶ月:日常生活は回るが、丸一日の外出は人によってはまだきつい
- 産後6ヶ月〜:まとまった外出や準備作業に手をつけやすくなる人が増える
ここに書いた区切りは目安です。回復の速さには大きな個人差があるので、自分の体を最優先にしてください。
国が産後ケアを「1年」続ける理由を知ると、時期の見方が変わります
各自治体が実施している産後ケア事業は、出産後1年以内の母子が対象です。
出典:こども家庭庁「健やか親子21・産後ケア事業を利用したい方」
1ヶ月でも3ヶ月でもなく、産後1年をまるごと「支えが必要な時期」として設計しているわけです。
これは「1年間は式を挙げられない」という意味ではありません。
ただ、産後1年のうちに大きなイベントを入れるなら、後半のほうに寄せたほうが安全だという判断材料にはなります。



産後ケア事業は自治体によって内容も料金も違います。式の準備で疲れているとき、宿泊やデイサービスで数時間眠れるだけで復活できることがありますよ。
3回の産後を過ごして、私がいちばんあなどっていたもの
体型でも、傷でもありませんでした。
細切れの睡眠で削られる体力です。
産後は、まとまって眠れる日がなかなか来ません。夜中に何度も起きる生活が数ヶ月続きます。
その状態で「朝から夕方まで、笑顔で立っている一日」を組むのは、想像よりずっとハードです。
産後の体力を削るのは、体そのものより生活のほうです。
- 夜中に何度も起きるので、疲れがリセットされない
- 自分のことは、いつも子どものあとまわしになる
- 一人で集中できる時間が、細切れでしか取れない
- 子どもの体調で、予定が前日でも吹き飛ぶ
私は産前に式を挙げたので、産後の式は経験していません。
それでも産後の自分については、はっきり言えます。見た目もメンタルも、正直ズタボロでした。
だから式の準備中に「産後に延期しよう」という話が出たとき、私は断固反対して産前に決行しました。
あのときの判断は、いまも間違っていなかったと思っています。
ただ「産後は無理」ではなく「産後は時期を選べば大丈夫」というのが、3人育てた今の結論です。



産後3ヶ月と産後10ヶ月では、同じ「産後」でも別の生き物みたいに違います。ひとくくりにしないでくださいね。
私の挙式当日の詳しい失敗は、マタニティウェディングの後悔14選にまとめています。
赤ちゃんの月齢で変わる「結婚式当日のしやすさ」を発達データで見る
次は子ども側の軸です。
「パパママ婚は何歳がいいか」を感覚で語る記事は多いのですが、ここは公的な発達データで見たほうが早いです。
こども家庭庁の令和5年乳幼児身体発育調査では、運動機能ができると回答した割合が90%を超える月齢がこう出ています。
| できること | 90%以上ができると回答した月齢 | 結婚式での意味 |
|---|---|---|
| 首のすわり | 生後4〜5か月未満 | 抱っこ入場や写真が安定する |
| ねがえり | 生後6〜7か月未満 | 寝かせておける時間が短くなる |
| ひとりすわり | 生後9〜10か月未満 | ベビーチェアに座って過ごせる |
| はいはい | 生後10〜11か月未満 | 床に降ろすと移動する。会場の動線確認が要る |
| つかまり立ち | 生後11〜12か月未満 | 目を離せない時間が増える |
| ひとり歩き | 生後1年4〜5か月未満 | 席から歩き出す前提で進行を組む |
出典:こども家庭庁「令和5年乳幼児身体発育調査」
この表を式の目線で読むと、「座れるようになった直後で、まだ歩き回らない時期」がいちばんラクだと分かります。
それが生後10ヶ月〜1歳半あたりです。
首すわり前(生後4ヶ月ごろまで)は、抱っこ入場が現実的です
この時期の赤ちゃんは、まだ自分で体を支えられません。
抱っこかベビーカー、ベビーベッドで過ごすことになります。
- いいところ:泣いても抱っこで落ち着きやすい。動き回らない
- 大変なところ:授乳とおむつの間隔が短く、ママが抜ける回数が多い
- 必要なもの:横になれる控室、ベビーベッド、抱っこを代わる大人
ママ自身も産後3〜4ヶ月なので、体と子どもの両方がまだ不安定な時期です。
おすわりからつかまり立ちまでの数ヶ月に、写真の当たり日があります
生後9〜12ヶ月ごろは、座って周りを見ていられる時期です。
表情が豊かになって、しかもまだ走って逃げません。
家族写真を残す目的なら、ここが一番きれいに撮れる時期だと思います。
気をつけたいのは人見知りです。この時期に強く出る子は珍しくありません。
知らない人だらけの会場でずっと泣く可能性は、頭に入れておいてください。
- いいところ:座って過ごせる。表情が出て写真が残しやすい
- 大変なところ:人見知りと後追いが出やすい。離乳食の持参も要る
- 必要なもの:ベビーチェア、見慣れた大人、静かに過ごせる部屋



人見知りの出方や強さは、同じきょうだいでもバラバラだとよく聞きます。「うちの子は大丈夫」と決めつけず、泣いたときの逃げ場を先に作っておくのがコツです。
歩き始めからイヤイヤ期は、「席に座らない」前提で組みます
1歳半を過ぎると、歩ける子がほとんどになります。
ここからは、じっと座っていられない前提で進行を組むのが正解です。
- 子どもの出番は、式の前半に寄せる(後半は体力が切れる)
- 出番は2〜3個まで。やらなくても進行が止まらない設計にする
- 会場を歩いても危なくない動線かを、見学のときに確認する
- お昼寝の時間を式次第に書き込んでおく
2〜3歳になると、リングボーイやフラワーガールのような出番もこなせます。
年齢別の演出はパパママ婚の演出アイデア15選にまとめました。
上の子がいるなら、下の子より上の子の年齢で決めたほうがうまくいく
2人目・3人目のあとに式を挙げるケースもあります。
そのときは、赤ちゃんではなく上の子の年齢で日程を決めるほうがうまく回ります。
理由はシンプルで、赤ちゃんは抱っこで何とかなるけれど、上の子は自分の意思で動くからです。
- 上の子が3歳以上:役割を与えると誇らしげにやってくれる
- 上の子が1〜2歳:大人がもう1人必要。赤ちゃんと合わせて2人体制に
- 入園・入学の年は避ける(春先は生活が総入れ替えになる)



3姉妹を連れて出かけると、大変さは人数の足し算じゃなくてかけ算です。子ども2人以上なら、大人の手も2人分を先に確保してください。
保育園と仕事復帰に、産後の結婚式を重ねてはいけません
体と月齢だけで日程を決めると、後から生活イベントとぶつかります。
産後1年前後は、家族の予定がいちばん動く時期だからです。
4月入園を狙うなら、前年の秋は準備に使えないと思ってください
認可保育園の4月入園は、前年の秋に申し込みの受付があります。
たとえば名古屋市では、4月の1次利用申込の受付が10月中旬から11月下旬ごろと案内されています。
出典:名古屋市「教育・保育情報サイト ここなご・どうやって申し込むの?」(時期は自治体で異なるので、お住まいの自治体で確認してください)
秋にやることを並べると、その重さが分かります。
- 気になる園の見学(平日の日中にしか行けない園も多い)
- 就労証明書など、職場に書いてもらう書類の手配
- 希望する園の順位づけと、申込書の記入
- 結果が出るまでの、落ちた場合の想定
見学・書類集め・順位づけで、秋は頭がいっぱいになります。
保育園の申し込みシーズンと、式の追い込み期を重ねない。これだけで負担がかなり減ります。
復帰直後の1〜2ヶ月に式を入れると、体力が二重取りされます
仕事に戻った直後は、生活のリズムを作り直す期間です。
子どもは慣らし保育で疲れ、しょっちゅう熱を出します。
ここに式の打ち合わせを重ねると、有給が一気に溶けます。
- おすすめ:復帰の3ヶ月以上前に式を終わらせる
- おすすめ:復帰から半年以上あけて式を入れる
- 避けたい:復帰の直前1ヶ月と、復帰直後の2ヶ月
- 避けたい:上の子の入園・入学と同じ月
私は妊娠中に、仕事をしながら式の準備と妊婦健診を回していました。
平日の夜は眠気で準備が止まり、休日にまとめてやるしかなかったんです。
いま振り返ると、有給をもっと使えばよかったと思っています。



「有給は出産と育児に取っておきたい」と我慢したのが失敗でした。準備期間に半休を数回入れるだけで、当日までの疲れ方がぜんぜん違ったはずです。
妊娠中に挙げる場合と、産後に挙げる場合はどう違う?
「まだ産前も選べる」という段階の人もいると思います。
両方を並べると、こうなります。
| 項目 | 妊娠中に挙げる | 産後に挙げる |
|---|---|---|
| 日程の自由度 | 妊娠5〜8ヶ月に集中し、動かせない | 1年以上先まで自由に選べる |
| 体の負担 | お腹の重さ・むくみ・立ちっぱなしがきつい | 時期を選べば負担を減らせる |
| 準備時間 | つわりと仕事の合間。短期集中 | 育児の合間。細切れだが期間は長い |
| 子どもの参加 | お腹の中。写真には写らない | 一緒に写真に入れる |
| 当日の手間 | 自分の体調管理だけ | 子どもの世話の体制づくりが増える |
| ドレス | お腹に合わせて直前に調整 | 体型と授乳の状況で選び直す |
どちらが正解というものではありません。
私は産前を選んで、産前でよかったと思っています。ただそれは私の場合の話です。
いま妊娠中で「産前か産後か」を迷っているなら、授かり婚の結婚式は妊娠中と産後どっちがいいかで二択の判断軸をまとめています。
妊娠中に挙げる場合の週数の上限は、妊娠は何ヶ月まで結婚式を挙げられるかのほうが詳しいです。



ちなみに「妊娠を理由に式の時期を遅らせた人」は珍しくありません。次で数字を出しますね。
産後に式を挙げる人は特別じゃない|数字で見る現在地
「産後に挙げるなんて、うちだけかも」と感じている人へ。
データを見ると、まったくそんなことはありません。
- 結婚式の実施を決めてから当日までの間に、本人か相手が妊娠していた人は20.9%
- そのうち時期を遅くした人が21.3%(時期を早めた人は22.0%)
- 結婚式当日に子どもがいて一緒に出席した人は15.4%
- 24歳以下にしぼると、一緒に出席した人は29.8%
出典:リクルート ブライダル総研「結婚マーケット調査2025」(2026年1月22日発表)
さらにもうひとつ、式場選びに直結する数字があります。
同じ調査で「結婚式を実施したくなるポイント」の1位が、妊娠中や子どもがいても実施をサポートしてくれるプランがある(実施したくなる・計58.3%)でした。
つまり読者と同じことを求めている人が半分以上いるということです。
式場側も、そこを無視できない時代になっています。



7年前の私が式場を探したときは、こういう視点をまったく持っていませんでした。ホームページから直接申し込んで、比較もしなかったんです。
- 産褥期は産後6〜8週間。産後1〜2ヶ月の挙式は体の負担が大きい
- 国の産後ケア事業の対象は出産後1年以内。大きなイベントは産後1年の後半に寄せると安全
- 子どもは「座れて、まだ歩き回らない」生後10ヶ月〜1歳半がラク
- 保育園の申し込みシーズンと仕事復帰の直後は、式の追い込みと重ねない
- 子連れに対応してくれるプランを求める人は58.3%。あなたの希望は特別ではない
\ 子どもが寝たあとに、スマホから聞くだけで前に進みます /
公式サイト トキハナ
トキハナとハナユメの違いは、トキハナとハナユメの比較記事で数字を並べています。
産後の結婚式の準備スケジュール|式の9ヶ月前から当日までの逆算表
時期が決まったら、次は逆算です。
私は妊娠8週で式場を見学して、32週で挙式しました。準備期間は約6ヶ月です。
正直、この6ヶ月はギリギリでした。
育児をしながらなら、情報集めから当日まで9ヶ月前後みておくほうが安全です。
| 時期 | やること | 子どもの目安 |
|---|---|---|
| 産後3ヶ月ごろ | 情報集め・予算決め・式場探しの開始 | 首がすわり始める |
| 産後4〜5ヶ月 | 式場見学(1日1〜2件まで)・見積もり比較 | 寝返り |
| 産後5〜6ヶ月 | 式場決定・日取りの確定 | おすわりの練習期 |
| 式の4〜5ヶ月前 | 衣装の試着・ゲストのリストアップ | — |
| 式の2〜3ヶ月前 | 招待状の発送・演出と進行の決定 | — |
| 式の1ヶ月前 | 子どもの世話の体制を決める・持ち物の準備 | — |
| 式の1〜2週間前 | 最終打ち合わせ・体調を落とさない生活へ | — |
産後3ヶ月からの情報集めが、あとの半年をラクにします
産後3ヶ月は、まだ丸一日の外出がしんどい時期です。
だからこの段階でやるのは、家でできることだけで十分です。
- 呼びたい人をざっくり数える(人数で会場の候補が絞れる)
- 出せる金額の上限を夫婦で決める
- 子連れ対応について、オンラインやLINEで聞いておく
- 「この時期に挙げたい」という希望月を2つ用意する
この4つが決まっていると、見学に行ったときの会話がまるで違います。
私は妊娠8週の週末に、食事付きの式場見学を1日3件はしごしました。
質問リストの必要性に気づいたのは、3件目です。
1件目と2件目は、聞くべきことを聞けないまま終わってしまいました。
産後の準備が止まる原因は、情報が足りないことではありません。
決めるための時間がまとまって取れないことです。
だから、夫婦で話す日を月に1回だけ先に決めてしまうのがおすすめです。子どもが寝たあとの30分で十分です。



子連れなら1日3件は無謀です。1日1件、多くて2件にしてください。私は妊娠中でも3件目にはヘロヘロでした。
子連れでの見学のコツは、パパママ婚とは?式場見学のコツにまとめています。
式場を決める前に、私が聞かずに40万円を後悔した項目
契約したあとで、提携ドレスのレンタル代が約40万円だと知りました。
「持ち込みなら10万円かかる」と言われ、比較もせずに提携を選んだんです。
相見積もりも取らず、内訳も聞きませんでした。
私の式は総額でおよそ500万円。ご祝儀と両親からの援助100万円を引いて、手出しは約200万円でした。
産後にこの金額を出すのは、正直きついと思います。
だから契約前に、これだけは聞いてください。
- 見積もりから増えやすい項目はどこか(料理・装花・写真が定番)
- 衣装は提携と持ち込みでいくら違うか
- 子ども関連で無料と有料の線引きはどこか
- 子どもの体調不良で延期する場合の条件(何日前まで・費用)
4つ目は、産後の式ならではの項目です。
私は最終打ち合わせで延期の規定を確認して、そこで初めて安心できました。
子どもがいるなら、契約するときに聞いておくほうがいいです。
費用の内訳と抑え方は、パパママ婚の費用で詳しく分解しています。
衣装と招待状は、産後ならではの順番があります
式の2〜3ヶ月前は、衣装・演出・招待状が一気に来ます。
私は最初に決めたドレスが体型の変化で着られなくなり、直前に選び直しました。
最終調整は挙式の2週間前。当日のドレスは胸元がブカブカでした。
妊娠中でも体型は動きます。産後はもっと動きます。
- 試着は式の3〜4ヶ月前から。サイズ調整の余地を残して選ぶ
- 最終フィッティングは、できるだけ直前に設定してもらう
- 授乳中なら、当日の授乳とお色直しの動きをセットで相談する
- 招待状は夫に任せる。返信の管理まで含めて渡す
招待状は、私も夫の担当にしました。これは正解でした。
逆にペーパー類と装花を手作りにしたのは失敗です。体力とゲストと話す時間を、両方削りました。
産後の体型とドレスの選び方は、産後のウェディングドレスの記事にまとめています。



手作りは「安く上がる」より先に「時間が消える」を計算してください。産後の1時間は、妊娠中の1時間より重いです。
式の1ヶ月前にやることは、飾りつけではありません
産後の式で最後にやるべきなのは、子どもの世話の体制づくりです。
- 当日ずっと見てくれる大人を、主担当と控えの2人決める
- 泣いたときに連れ出せる部屋を、式場と決めておく
- 授乳・おむつ・昼寝の時間を、式次第に書き込む
- 熱が出たときの判断を、前日・当日朝・式中の3段階で決める
3姉妹を育てていて確信しているのは、発熱は「もしも」ではなく「よくあること」だという点です。
大事な日の前ほど熱を出します。うちは何度もやられました。
当日の預け先や発熱時の備えは、パパママ婚当日の子どもの世話で詳しく書いています。
一時保育を使う選択肢もあります。私自身の使い方は一時保育の体験談にあります。
産後の結婚式で、式場に確認したい8項目
時期が決まっても、式場が子連れに向いていなければ当日がしんどくなります。
見学のときに、この8項目を聞いてみてください。
- 授乳室、または授乳に使える個室があるか
- 控室で横になれるか。控室にトイレはあるか
- ベビーベッド・ベビーカーの置き場があるか
- 離乳食の持ち込みや、キッズメニューに対応できるか
- おむつ替えの場所と、ゴミの処理をどうするか
- 泣いたときに出られる、会場のすぐ近くの部屋があるか
- 託児やシッターの手配に対応しているか(費用はいくらか)
- 子どもの体調不良で延期する場合の条件と費用
私が最終的に選んだのは、こちらが言う前に配慮が出てきた式場でした。
見た目の綺麗さでは、3件とも差がつきませんでした。差がついたのは対応力です。
判断の基準にしたのは「当日、何かあったときに任せられるか」の一点です。
この8項目を紙に書いて、同じ順番で全部の式場に聞いてみてください。
同じ質問をぶつけると、答え方の違いがはっきり出ます。答えをはぐらかす会場は、当日もはぐらかします。



私が質問リストの大切さに気づいたのは3件目でした。最初から用意していれば、1件目もちゃんと比べられたのにと思っています。
「ウェルカムベビーの結婚式場」という客観的な目印もあります
子育て情報を扱うミキハウス子育て総研が、2012年11月から「ウェルカムベビーの結婚式場」の認定を行っています。
50項目のうち40項目を満たした式場が認定される仕組みです。
認定がないと子連れに不向き、という話ではありません。
ただ、自分の感覚以外のものさしがひとつあると、比較がぐっとラクになります。



「ここ、子連れに慣れてるかな」を毎回ゼロから判断するのはしんどいです。目印は使えるだけ使いましょう。
時期別のメリット・デメリット比較|早めに挙げる/1歳前後/2〜3歳
ここまでの内容を、時期ごとの損得で並べ直します。
| 時期 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 産後半年までに挙げる | 気持ちが冷めないうちに終わる/親や親族の希望に早く応えられる/子どもがまだ動かない | ママの体が回復途中/準備時間が取れない/授乳の間隔が短く当日ママが何度も抜ける |
| 1歳前後に挙げる | 体が戻っている人が多い/子どもが座れて写真に残しやすい/準備期間を十分に取れる | 人見知りのピークと重なることがある/1歳の誕生日や保活と予定がぶつかりやすい |
| 2〜3歳で挙げる | 子どもが演出に参加できる/ママの体はほぼ戻る/2人目の予定も見えている | 入籍からの年数が開く/イヤイヤ期の保険が要る/仕事復帰と重なりやすい |
見比べると分かるのは、どの時期にもデメリットがあるということです。
完璧なタイミングを待っていると、いつまでも動けません。
だから決め方は「メリットが最大の時期」ではなく、耐えられるデメリットを選ぶほうがラクです。



「体力に自信がないから1歳前後」「親の年齢を考えると早め」。この決め方で十分です。全部の条件を満たす日は来ません。
「産後◯ヶ月で式」は誰かの正解であって、あなたの正解ではありません
ここまで数字や目安をたくさん出してきました。
それでも最後に伝えたいのは、この一文です。
SNSで「産後6ヶ月で挙げました」という投稿を見ると、焦ります。私も育児のことでは何度も焦りました。
でもその人は、あなたと違う体で、違うサポート体制で、違う子を育てています。
私は7年前、妊娠32週で120名を招いて式を挙げました。
当時はパパママ婚という選択肢を知りもしませんでした。子どもと一緒に挙げるという発想がなかったんです。
もし時間を巻き戻せるなら、産後に子どもと挙げる形も真剣に比較したと思います。
それくらい、選択肢を知らないまま決めたことを惜しく感じています。
あなたはいま、選択肢を知ったうえで選べる位置にいます。それはすごく大きなことです。
他人の時期に振り回されそうになったら、この3つだけ見てください。
- あなたの体が、丸一日動ける状態に戻っているか
- 当日、子どもを見てくれる大人が2人いるか
- その月に、保育園と仕事の大きな予定が入っていないか



「産後だから遅い」なんてことはありません。産後に挙げると決めた時点で、あなたは私よりずっと考えて選んでいます。
「いまさら挙げていいのかな」と迷う気持ちについては、パパママ婚は今更?の記事で統計と一緒に書きました。
産後の結婚式の時期について、よくある質問
産後半年で挙げるのは早いですか?
早すぎることはありません。産後6ヶ月は、体が動きやすくなってくる時期です。
ただ、この時期に挙げるなら準備を産後2〜3ヶ月から始める計算になります。
準備がきついと感じたら、規模を落とすほうが現実的です。
- 披露宴をやめて、挙式+会食にする
- ゲストを両家の家族と親族だけに絞る
- 手作りをやめて、式場のプランにまとめて任せる
1歳の誕生日と一緒にやるのはありですか?
ありです。人が集まる理由が2つになるので、ゲストにも声をかけやすくなります。
気をつけたいのは、主役が子どもだけになってしまうことです。
バランスを取るなら、この3つを守ってみてください。
- 子どもの演出は2〜3個までにする
- 誕生日のお祝いは、式の後半に短くまとめる
- 招待状には「結婚式」と書く(誕生日会と誤解されないように)
2人目を考えているなら、いつ挙げるのがいいですか?
2人目の希望があるなら、1人目が1歳前後のうちに挙げるほうが動きやすいです。
先延ばしにすると、次の妊娠と準備が重なる可能性が出てきます。
もし準備中に妊娠が分かっても、時期をずらすことはできます。実施を決めてから妊娠した人は20.9%いて、そのうち21.3%が時期を遅らせています。
妊娠しても続けられるかどうかは、契約前に延期の条件を聞いておけば判断できます。
産後に式場探しをする時間がまったく取れません
この悩みは本当に多いはずです。私も妊娠中、平日の夜はまったく動けませんでした。
いまはオンラインやLINEで相談できる式場探しサービスがあります。
希望の時期・人数・予算・子どもの月齢を伝えれば、条件に合う会場を出してもらえます。
7年前の私は、式場のホームページから直接申し込みました。比較も交渉もしないままです。
いま同じ状況なら、まず自宅から聞くところから始めます。
産後だと式場に嫌がられませんか?
そんなことはありません。むしろ子連れの式は増えています。
ゼクシィ結婚トレンド調査2024では、挙式当日に子どもがいた夫婦は7.0%でした(2018年5.8%→2021年4.5%→2022年6.1%→2023年6.4%→2024年7.0%)。
出典:リクルート ブライダル総研「ゼクシィ結婚トレンド調査2024」(2024年10月25日発表)
もし見学で子連れに冷たい対応をされたなら、そこはあなたに向いていない式場というだけです。
私が3件見学したときも、対応の差ははっきり出ました。合わない会場は、遠慮なく候補から外して大丈夫です。



「妊娠しています」と言った瞬間の反応で、その式場の姿勢はだいたい分かります。産後の子連れも同じですよ。
まとめ|産後の結婚式は「体の回復・子の月齢・準備期間」の3つで決める
産後の結婚式をいつ挙げるかは、感覚ではなく3つの軸で決められます。
ママの体は産後6ヶ月から。子どもは生後10ヶ月〜1歳半。準備は9ヶ月前から。
この3つを重ねて、保育園と仕事復帰を避けた月に置く。それだけです。
- 産褥期は産後6〜8週間。動きやすくなるのは産後6ヶ月ごろから
- 子どもの月齢は生後10ヶ月〜1歳半が現実ライン。座れて、まだ歩き回らない時期
- 準備は産後3ヶ月ごろから。情報集めから当日まで9ヶ月前後みておく
- 保育園の申し込みシーズンと、仕事復帰の直後は避ける
- 契約前に「子ども関連の有料・無料の線引き」と「延期の条件」を聞いておく
- 完璧な時期は来ない。耐えられるデメリットで選ぶ



私は7年前、選択肢を知らないまま決めました。あなたには、知ったうえで選んでほしいです。日程の目安を聞くだけでも、頭の中がすっきりしますよ。
\ 「産後◯ヶ月で挙げたい」の一言から始められます /
公式サイト ハナユメ
準備の全体像をもう少し詳しく知りたい人は、マタニティ婚の準備スケジュール全記録もあわせて読んでみてください。妊娠中の話ですが、やることの順番は産後でもほぼ同じです。
式場見学で確認すべきことは、ブライダルフェアで確認すべき10項目にもまとめています。










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