突然ですが、みなさんの家庭はお小遣い定額制ですか?それとも収入に応じてですか?
お小遣い制では不満もある方も多いのではないでしょうか?
私も自分で稼いだお金は自由に使いたいと思っていたので、とてもよくわかります。
そんな強欲な私が、結婚5年目にしてようやくたどりついたわが家のお小遣い1万円制度についてお伝えしたいと思います。
- なぜお小遣い1万円にすることにしたのか
- お小遣い1万円で足りているのか
- お小遣いと家計の分け方
- お小遣いの使い道
- お小遣いのルール
わが家の紹介
- 私 30代会社員(現在育児休業中)独身時代は月に5万円以上飲み会や外食で浪費することが当たり前、服や化粧品にもかなりお金をかけていた(正確には把握していない)しかし倹約家の夫と出会い結婚したことにより価値観が一変。最近ではミニマリストの思考に憧れ中。節約しながらも、メリハリをつけた生活でお得にたのしんでいきたい。
- 夫 30代会社員 倹約家でありながらもお金を使うところと節約のバランスが上手い。新しいことに積極的に挑戦する姿勢は見習いたい!現在FP3級取得、最近14㎏のダイエットに成功。
- 子どもたち(3歳、1歳)
お小遣い1万円制導入のきっかけ
結論から言うと、投資のための原資が欲しかったからです。
夫婦共働きのため子供が産まれる前は夫婦別の財布で家計運営をしていたのですが、妊娠出産を経て今後のライフプランを考えたときに思っているほど貯金が増えていないことに気づいたのです。
夫婦の財布を合算し、まずはお小遣いを3万円ずつでスタートしました。
ちなみに3万円の根拠はありません。友人にお小遣いは3万円という人がいたから参考にしたような記憶があります。
夫が3万円だと余るからとお小遣いから2万円分投資をし始めたことをきっかけに、私もお小遣いは1万円にして投資に回してみようと決めました。
現在も自分の稼いだお金を自由に使いたいという思いは変わっていませんが、お金を自分で使いたいという欲望が減り、家族で使うために貯めたり、逆にお金を増やしたいという考えにシフトしたことが現在のスタイルを受け入れるきっかけになりました。
女性の方が節約を目的とした家計管理に長けている方が多いように思いますがわが家では逆で、私は一度も家計簿をつけたことなどなく結婚当初は夫が家計簿をつけていました。
お小遣いと家計の分け方は?正直足りてるの?
お小遣いで負担するものと家計で計上するものは話し合って決めました。
個人で楽しむことが目的のものはお小遣い、家族で楽しむものは家計と分けました
美容院代は2~3か月に一度なのでお小遣いから3千円を積み立てています。
格安の美容院や千円カットも利用してみましたが、美容室は少し高くても癒しの空間でゆっくりと施術してほしいと思ったため、今の積立式を採用し2〜3ヶ月に一度の贅沢を楽しんでいます。
化粧品は購入頻度は低いですが、毎日使用するものなので日用品との扱いとし、家計で計上しています。
最近では、整体も医療費との扱いで家計で計上してもらうようにしました。
1万円で足りているのかと言うと、やってみたら意外に足りた。
家計に計上すると言うグレーな方法で管理しているので毎月かかる金額は、家計簿の中で予算組みをすることにしています。(整体や化粧品のように)
一方夫は、比較的足りているようですがお小遣いは貯めておきたいようで、会社の飲み会が重なった場合に家計計上に交渉することが多いです。
飲み会代は一度にかかる金額が大きいので、参加する飲み会は慎重に選ぶこと(気乗りしない飲み会は断る)と一次会で帰宅することがポイントのようです。
コロナ渦でリアルの飲み会も減ってきたので、現在のスタイルが成り立っているとも言えます。
お小遣いの遣い方と使いみちについてのルール
お小遣いのルールはずばり、使いみちについて互いに干渉しないことです。
夫はポケモンカードやコンビニのくじ引き、競馬や宝くじなどに使っているようですが、1万円でも余るようで子供にお菓子やプレゼントを購入しています。
私はカフェ、美容室、おやつ、書籍などで毎月ギリギリです。繰越すほどの余剰資金はありません。まれに月末に少し余ったときはスイーツや雑貨などの購入などに充てて使い切ってしまいます。
こういう風に文字にすると夫婦間のお金の使い道が違うのがよくわかります。
お金の使い方には価値観が表れやすいので、面白いですね。
お小遣い1万円制度を導入したメリット
これはズバリ、お金をよく考えて使うようになったことです。
『え?何言ってるの。いつもしっかり考えて使っているよ』と思っていても、よくよく考えてみると『100円くらいなら』、『コーヒー1杯なら』と積もり積もって結構な金額を使ってしまっていることがあるのです。
1万円しかないから、お小遣い帳をつけて管理しているのですが『お小遣い帳に書くの面倒』、『これ本当に必要かな』と自問自答しながら買い物をする習慣がつきました。
家計の貯金としては、合計4万円分浮いた分を投資に回すことができました。
まとめ
もっと自分で自由に使えるお金が欲しいと思うこともありますが、自身の性格上、1万円という限られた金額の中だからこそ有意義なお金の使い方をよく考え、使うことができるようになったと感じています。
お小遣いを1万円に減らし、貯金や投資に回すことに決めたことは、自身で納得して決めたことなので(後悔はありながらも)不満ではありません。
過去に浪費を繰り返してきた私としては、自分でお金を使うよりも家族で出かけたり、将来のための投資の資金に充てた方が有意義なお金の使い方ができていると断言できます。
でも辛いと感じる節約は心が荒んでしまうし、リバウンドを招き無駄遣いに繋がりますのでやり過ぎには注意が必要です。
1万円って少なくない?と感じる方にも、かつての私のように浪費をしてしまっている方にも、お小遣いの金額設定や使いみちを決めるときの参考になれば嬉しいです(^▽^)/
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