こんにちは!えいてぃです。
『聞いて〜!うちの旦那自分がお金持ちだとでも思ってるのかな?』と相談を受けました。
そこで
- 夫婦でお金の価値観が合わなくて揉めがち
- 夫(妻)の浪費が気になる
- お金をかけたいところが違うから苦労している
今回はこのような方に向けた記事です。
夫婦と言えど育ってきた環境が違えば趣味嗜好が違い、価値観が異なるのは当たり前のこと。
どれほど相性の良い二人でも、価値観の違いというのは多かれ少なかれ生じてしまいます。
特にお金の話はデリケートなので、結婚後も話題にしづらいという方も多いのではないでしょうか?
価値観は違っていて当たりまえ。
管理の仕方や使い方、貯め方にズレを感じても、相手を否定せず、定期的に話し合うことで解消していきましょう。
妻から見たら理解できない夫のお金の使い方や、金銭感覚のズレを解消していく方法を解説します。
お金の管理をするために話し合うこと
わかっています、耳にタコですという方も多いと思いますが、夫婦でお金の管理をするためには事前に二人でよく話し合う必要があります。
私がそうだったのですが、感情的になり喧嘩に発展してしまうことが多く、意外に上手く話し合うことができないのです。
とにかく貯金、節約しないと将来のお金が足りないと不安になってしまい、趣味や外食などに使うことや気持ちよく使わせてあげられることができなくなってしまいました。
二人の価値観や方針を共有していないと使い方や管理方法がバラバラになり「思ったより貯蓄がない」などなりかねません。協力し合ってお金の管理をするためにも、以下の項目を話し合うことをお勧めします。
お金の価値観が異なることを知る
まず初めに、お金の価値観が完全一致する人はいません。
夫婦であってもお金の価値観が違うのは当然ですが、一緒に生活していく上で夫との金銭感覚が大きくズレているのは困ります。
独身の時には気にも留めなかった相手のお金の使い方が気になって仕方なくなるということもあるでしょう。
今の金銭感覚の元となっているのは、人生の中で少しづつ積み重ねてきた経験です。異なる人生を歩んできた二人の金銭感覚が完全一致することが難しいと言えます。子供の頃にどのような生活をし、両親がどのようなお金の使い方をしてきたかによっても金銭感覚は決まってきます。また、社会人になってから実家暮らしだったか、一人暮らしだったかでも金銭感覚は変わります。特に自分の収入の範囲で生活をする経験は、金銭感覚を大きく変化させます。
現在の貯蓄と収支
お互いの貯蓄や収支がわかっていないと、家計のお金の流れをうまく掴むことができません。
返済しなければならないお金も含めて正直に伝え合い、その上で必要であれば家計の見直しを行い、無駄な支出を減らします。
まだの人は必ず家計簿をつけましょう!現状把握が家計管理の第一歩と言っても過言ではありません。
今は便利なアプリが多く出ているので自分に合うものが必ず見つかります。
テンションの上がるデザインの物でもいいですし、楽に管理できるものでも良いです。
私はマネーフォワードミーを使用していますが、アプリが入出金を自動的に管理してくれるのでとても楽です。
クレジットカードと連動しているのでキャッシュレス派との相性が抜群です。
夫婦のライフプラン
目標や貯めるための目的があるとお金の使い方も変わってくるので、二人のライフプランを共有しておくことが大切です。
大まかに以下のような項目を話し合っておくと価値観のずれが生じにくくなると思います。
ライフプランが思う通りに行かなくてもパートナーがどのような考えを持っているのかわかる良いきっかけになります。
- 子供は何人欲しいか
- 子供の進路について考えていること
- 子供が産まれてからの働き方について
- 家は購入か賃貸か
- 車は必要か
- 旅行は年に何回行きたいか
- 今後のキャリアプランについて考えていることがあるか
- 転勤の可能性
- 引越しについて
- 趣味について
- 今後やりたいこと ・・・など
貯蓄の目標や予算
家計の現状把握をしてライフプランを話し合ったら貯蓄の目的と予算を決めます。
目標もなくただ闇雲に貯金、節約だけするのでは相手だけでなく自分も不満がたまり嫌になってしまう危険性があります。
いつまでにいくら貯めたいのか、何のために必要なのか、明確にすれば毎月の貯蓄すべき金額がわかります。
目標を決めた上で、何にいくら予算を使うのかといったお金の使い方や分担の方法を話し合いましょう。
様々な方法があるので正解はありません。二人が納得する方法を見つけましょう!
お金の管理方法3パターン
代表的なお金の管理方法を3つ挙げました。
家庭に合いそうな方法を取り入れてみてはいかがでしょう。
家計担当が全体管理
私のうちはこの方法で管理しています。お金の流れが一本化できて、お金が貯まりやすいからです。
夫婦のどちらかが家計管理の全てを担う方法です。収入・支出・貯蓄など全てのお金を一人で管理します。
家計の収入と収支が全て管理できるため、見落としやぬけがなく無駄遣いを防ぐことができます。
自由に使いたいお金は、お小遣いの項目を作ると良いです。使い方については、お互いに干渉しない等のルールを設けると良いでしょう。
ただ、欠点としては管理している側の都合の良いように予算を使ってしまったり、無駄遣いをしてしまう可能性があるので(うちです)管理しない側にも把握できるよういつでも見せられるようにしておきましょう。
費目で分担
家計の支出に対して、夫婦で担当する費目を決めて管理する方法です。
この中には固定費を変動費があります。固定費の方が家計に占める割合が大きくなります。
夫婦で収入の高い方が金額の大きいもの、家事を多く担う方が食費や日用品費を担当するという区分がオススメです。
毎月の金額が決まっているもの
家賃・水道光熱費・通信費・保険料など
毎月の金額が変化するもの
食費・日用品費・交通費など
夫婦の収入に差があっても上手くバランスを取って役割分担ができます。
費目で分けるため、定期的に各費目を合算した家計全体の状況を確認することも大切です。
共通の銀行口座で管理
家計管理に必要なお金を一つの銀行口座にまとめ、この口座から支出や貯蓄に割り当てる管理方法です。
夫婦それぞれが共通講座に入金する金額を差し引いた分は自由に使えるお金となり、各自で管理が必要です。
夫婦に収入の差がある場合は、共通講座に入金する割合を調整すると公平になります。自由に使えるお金は使い方が不透明になることもあるため、必要に応じてお互いの管理状況を共有しましょう。
共通講座で貯蓄する場合は、余裕のある金額だけでなく、将来を見据えた金額を先取りで貯金するようにすると良いです。
金銭感覚が合わない時は?
夫婦といっても元々他人なので、価値観は違って当たり前なのですが金銭感覚があまりに違いすぎるといざこざが起こってしまいがちです。
そこで、お互いに少しでも歩み寄るための方法を考えてみました。
相手を否定しない
相手の金銭感覚を変えようとすると相手を否定することを言ってしまい、喧嘩に発展しがちです。
相手が大切にしていること、好きなこと、幸せを感じることを知り、性格や立場を理解し尊重する姿勢をとることで、少しづつ歩み寄ることができます。
どうすればお互いが気分良くお金を使えるか、冷静に話し合えます。
趣味のための予算をとり、そこから使うようにして使い道には干渉しない。これがうちのルールです。
家計を把握してもらう
自由に使えるお金がどの程度あるのか、旦那さんは理解していないのかもしれません。
金銭感覚のすり合わせの時には、具体的な数字を出し、今の家計の状況を共有すると良いでしょう。
思っているほど家計に余裕はないことを理解してもらわなければ、浪費はやめてもらえません。
もし片方が家計の収支を把握していなければ、「なぜ稼いでいるはずなのに自分の好きなことにお金を自由に使えないのか」と不満が溜まります。
なぜ節約しないといけないのか、理由をはっきりさせることで協力する意識が生まれます。
今の収入と支出のバランスはどうなっているかを明確にすることで、今後どのようにお金を使う必要があるのか見えてきます。
定期的に話し合う
金銭感覚の違いは、一度や二度で解消できるものではありません。話し合いができたからと安心していると、しばらく経ったら元に戻っていたということも起こります。
月に一度の振り返りという意味でも、月に一度の話し合いができればいいですね!
第三者の力を借りる
家計の収支を全て開示するというのは難しいと思いますが、おおまかな支出と収入を伝えてFP(ファイナンシャルプランナー)に相談してみるのも良いと思います。
我が家は保険の見直しの時とマイホーム建築前に相談しました。
ライフプランを一緒に確認しながら、いつまでにいくら必要かという道筋を示してもらったので、漠然としたお金の不安は軽減されました。
また、今はYouTubeでお金の勉強などもたくさんできるので、夫婦で見てみるもしくは、気に入ったチャンネルを共有することもオススメです。
私は話し合いの途中で夫に反論されると余計な感情が入り、「だからあなたは〜」などと言って夫を怒らせてしまうことが多くありました。
妻が言うことは素直に聞き入れられなくても、大人気ユーチューバーやファイナンシャルプランナーの言うことなら素直に聞き入れてもらえる可能性もありますので、ぜひ試してみてください!
まとめ
金銭感覚の違いは一緒に暮らしていく上で大きな問題です。
まずは、一人ひとりの金銭感覚は違って当たり前だということを理解した上で、家族の目標や目的を定めます。
お金の管理の仕方や使い方、貯め方に価値観の差を感じることも多いですが、金銭感覚が合わないと感じても否定をせず、お互いに家計を把握し、話し合いを重ねて夫婦で上手に家計を管理していきましょう。
皆さんの家計管理の手助けになると嬉しいです
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